新旧(近代の外来かどうか)不明なんだけど,沖縄には葉物野菜の種類が多い.東南アジア諸国には共通だけど,体を冷やすとか特に香草類は虫を遠ざける効果が有ると云われてる.
他に目立つのがウリの類.ゴーヤーは有名だけど,ナーベーラー(へちま),モウイー(赤ウリ),シブイ(冬瓜).九州ではキュウリでもデカイ種類のものが作られてたけど,あれは見かけないな.それはともかくこれらウリ類の野菜は少々持て余す.2本組で売ってることが多いゴーヤーでも,ウチに帰ってみると意外と大きいコトに気付く.
人参やキュウリと違って1本丸齧りなんて出来ないゴーヤーは,一度に使う量は1人前せいぜい1/4程度.他のウリ系はさらにデカイんで手を出し難い.基本的に調理法てと煮物や汁物かチャンプルー(イリチー)でイマイチ変わりばえしない感じ.おひたし,酢の物や漬物ってテもあるけど一度にそんなに大量には要らない.
シブイなんて半分使っても大鍋一杯だろうし,モウイーなんか3,4本まとめて売ってる店もあるけど,なんぼ安うてもそれこそ”もういい”って感じやろ.量的には完全に業務用だ.
近頃は大家族ばかりではないんで,シブイなんかはあまり売れないらしく(確かにシブイ買ってる人ってあまり見かけない),一応小型化の努力はしてるらしい.ちなみに露地栽培であんな大きさになっちまう.にしても丸1個は必要無いと思っちまう大きさ(まんまなら長期保存きくらしいけど).
今迄食堂の小鉢で出てきたのを食べたことが何度かあり,決して不味くないのは知ってるヘチマ.でも先入観とシーズン外れは結構高いんで買ったことが無かった.それが2本で128円とお買い得だったので遂に買ってみた.
持って帰るとそれなりの容量.どーやって食べよう?
緑のカーテンの恵みを食べよう―ゴーヤー・ナーベーラー(ヘチマ)
- 作者: 高山厚子
- 出版社/メーカー: そしえて
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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