- 常温保存の「常温」には具体的な数値定義は無く,外気温を超えねとか人が暮らしているレベルで温度変化が少ないとか曖昧.が,大抵のメーカーの賞味期限設定なんかも上限30℃.ただし高温状態続くと品質劣化避けられねての多いんでなるべく涼しい所推奨.
なので夏場室温30℃超えのウチの場合は考えた方が良い. - 調味料に関しては表示を確認して考えろ.タバスコの賞味期限は外箱に記載.開栓後は常温保存(冷暗所)で3ヶ月,冷蔵庫(温度変化は風味の劣化に繋がりあまり良くない)で半年程度.それ以上でも味は落ちるが使えなくはない.
- 乳酸発酵の漬物は熟成が進むだけで,余程劣悪環境でない限り腐ることはないと言われている.
- 市販の冷凍魚介(シーフード Mix 等)は塩水解凍! 但し長時間は良くない(特にカキ等).
レンコン,生姜 | ラップを使わず常温乾燥の剥き出し状態.カットレンコンはラップ及び夏場は丸でも保湿して冷蔵庫.剥きレンコンは水浸で冷蔵庫.冷凍する場合はカットして酢水処理. |
じゃがいも | 10℃以下. |
大葉,パクチー等葉先 | 水浸しは駄目.たっぷり湿らせたキッチンペーパーに挟んで保存容器に入れて冷蔵.チルドは駄目. |
もやし | 直ぐに使わない場合は袋に爪楊枝とかで穴を幾つか空けてから野菜室. |
葉物(チンゲンサイ,ニラ,サンチュ等),茎物(セロリ,セリ,クレソン等) | 水に浸して冷蔵庫(食堂の横型箸入の様な容器).ちょくちょく水を入れ替える. |
白菜(他も同じかも) | 成長を止めるために芯を切り落とす. |
キャベツ,レタス | 丸のまま芯をくり抜き,濡らしたキッチンペーパーを詰め,芯を下にして置く(暖かい時期は野菜室に).使う時には一枚ずつ剥がして. |
キャベツ(冷凍) | 刻むかざく切りにした後水に浸し,水切りして容器に入れる. |
アスパラガス*1 | 野菜室ぢゃなく冷蔵室に立てて(水少量). |
キュウリ,ピーマン | 水気を取り立てておく.袋に入れる場合は密封しない.5℃未満は厳禁. |
ナス | 乾燥と低温不可.5℃未満は厳禁. 切口の変色(酸化)防止にはレモン汁*2を塗る(リンゴやアボカド等でも有効). |
トマト | ヘタを下にして重ならないように冷蔵庫に入れておく(袋の密閉は OK). |
ブロッコリー | 袋に入れてチルド室. |
えのき茸 | 水気を嫌うので直ぐに袋から出して紙に包んでビニール袋に入れ野菜室. |
バナナ | 短期は吊るし.長期保存には1,2本毎に付け根部分をラップで包み輪ゴム留めし,出来れば乾燥防止のためビニール袋等に入れて野菜室.上手く行けば最長3ヶ月. |
梨 | 乾燥が大敵. |
卵 | 使い切れない時には温泉玉子にしておく. |
生肉の冷凍保存 | ラップで包んだ後に,アルミホイルで包むか金属トレイに乗せておく(急速冷凍できる). |
味噌 | 実は凍らないので意外にも冷凍室が良い. |
醤油・白だし・めんつゆ | 直射日光を避けて常温保存.白だし物によっちゃ要冷蔵の表示. |
本みりん・純粋酢 | 開栓後要冷蔵ではない(本みりんは糖分が凝固する)ので冷暗所.ただ梅雨から真夏の沖縄では(ウチの場合)野菜室あたりが無難か. |
マヨネーズ | 低温だとマヨは分離するのでやはり野菜室あたり. |
キムチ | 熟成させるには6℃前後(野菜室).その後長期保存のためには-2~0℃(チルド). |
サルサ・ピカンテ | 開栓後要冷蔵の表示が無い物が多いみたいだけど,とんかつ・中濃ソースなんかも同様で冷蔵庫の方が安心ぽい. |
まぁ生肉のブロック買いって殆ど無いとは思うけど.
- 縦長の野菜は(果物も?),生えて(生って?)いる状態と同じ向きに置いて保存した方が消耗しないそうだ.
- 冷蔵庫の野菜室(6〜8℃程度)は湿度が高い.
- 水浸し保存はやはり栄養が逃げる.
- 熱帯産果実は冷蔵不適.