もはやタイトルとはカケ離れているけど,続きっちゃ続きで「北海道では牛肉よりも豚肉なのは何故?」という話.
80年代末頃から自ら牛肉を食べることは極力避けてて,2,3年に一度少し魔が差すか不慮の展開で口にするかってな程度で,牛肉に対する興味は殆ど無きに等しくなってたんだけど,食文化について改めて調べてみたら気分が乗ってキタ.
かと言って地球に優しいオレとしては今更全く食べたいとは思ってない(それ以前に経済的な理由も有るにはあるがそれは「関係ないね」*1 ).
北海道では牛肉よりも豚肉を好んで食べる傾向があるという点では沖縄と似ている.その理由が知りたいところなのだが...
少々調べたくらいでは詳しい解説は見当たらない.牛を乳用,馬を使役用,豚を食用という使い分け(習慣)が有ったというくらいしか分からない.あとこの牛vs豚論争になると,「肉じゃが」(もしくは「芋煮」)の肉は牛か豚かってのとも絡んだりするのだが,大雑把に言うと東日本は豚派,西日本は牛派ちゅう色分けが有ったりする.
もともと国内での肉用牛の牧畜は北海道で始まったのではなかったのか? なのに何故豚派なのか.或いは近年では北海道の牛肉生産高は低いのか?
しかし生乳生産量は全国の約40%.牛肉の生産量(年間総量)も日本一で約15%.ただし北海道では90%以上がホルスタイン(肥育期間が20ヶ月と和牛や交雑種より短い).
牛肉の国内消費量は約80万トン、国内生産量はその44%の35万トンです。国内牛肉のうちの乳用肉(主にホルスタイン)の割合は全国では57%ですが、北海道では94%です。
消費量が全国平均より低いとは言え,それでも 1980 年からの20年間で札幌での牛肉の消費量は重量ベースで3倍に増えてるという.ここは輸入牛肉の影響が大きいだろう.それともう一つ吉野家の北海道進出も関係有りそうか?
でまぁ結局何故豚好きなのかは依然謎だが,感覚的に「牛は食べ物ではない」とゆぅことなのか? 沖縄の事情みたいに,歴史的な裏付けが欲しいとこなんだけど,何かいまいちスッキリしないな.