キク科ニガナ(苦菜)属は日本に10種ばかり有り,その一種に多年草の「ニガナ」が有るが,沖縄の「ニガナ」(ンジャナ)はアゼトウナ属「ホソバワダン」という別種.
ネット上の写真やイラストは生えてる状態のモノでなく,だいたいが抜いた状態の横からの平面的な(葉が少数の一株で最初の写真に近いよな)感じで,自然のイメージがイマイチ分かり難い.
これも生のままの葉をはっきり見たことが無かったんで,何となくもっと大きな葉だと勘違いしてた.
実際には茎の根元にグルリと葉の柄が付き,真ん中の茎が伸びて花が咲くらしい.と知れば同じキク科だし葉の形状は違うけどタンポポと似てる.
食用にするのは若葉ってことかな.
使い方としては白和え(苦味を和らげる工夫らしく,普通は茹でたのを刻んで使う)が一番ポピュラーだってのは知ってる(つか他に聞いたことが無い位).実際店でも良くお目にかかって,今迄食べた経験ではそんなに苦いかなって印象.
しかし一袋100円で結構な量入ってて,これで白和え作るのは飲食店の感覚なんすけど,と調べたらソーキと一緒に炊いたりもするらしい.
何でも生で試すオレは早速一枚そのまま無造作に齧ってみたら,半端ない苦さに膝から崩れそうになっておみそれしやした.これに比べたらゴーヤーはまだ遠まわしつかジャブ程度.
ここまでストレートな苦さは清々しい位.人によっちゃ「アカーン!」てなるやろけど(藁.
- 関連: ノンアルコールビールタイプの為の苦いツマミ
part1 (ニガナとゴーヤー)
part2 (ニガナとゴーヤー)
追記: 後年間違って不明の物を買ったら,実はこれもニガナで驚く.