ご無沙汰リスト眺めててまよいマイマイ.いまいちラーメンとかって気にはならねし,現存する店無条件に上から順にてのもちと乱暴.で考えたのは日頃なかなか行かねから残ってる和食の高い系,今年いつ値上げになってもおかしくねんで益々足が遠のく,つうかこの先もう無理って感じなんでこの際今の内にと(なにがしかの還付金も入るし).で順番に見てくと初入店時だけの かっぽう「山吹」良し行っちまいな.
初回は珍しかったので(つかもっぱら一番安いラインから)「いなむるち膳」.あれから9年近いが取り敢えず昔のメニューから「天重膳」あたりかと思うも,この先和食店や新しい日本そばの店攻めるとなると天ぷらの登場機会多そう,とすれば寒ブリ最後の時期ぢゃねのと一応「ぶりてり」ターゲットに決めて半短で出る.にしても異様な暖かさ.結構雲多いなと思ってると狐の嫁入り.途中写真撮ろうと道路脇にチャリ停めてると「ホテル山田荘」の方から近付いてきた上下作業着白髪頭のおっさん何用かと思いきや「良く花撮りに来てるね」と声掛けられ,「ここら来てないですけど花はあまり撮らないし」.
12h20頃着店の角っこにチャリ停め「営業中」の木札出てる.入口両脇白小皿に盛塩.サイトでランチタイム11hからと確認したが,何故か分煙の表示11h30からになってて違和感.新聞有ったと薄っすら覚えてて入って直ぐの籠に4紙(スポーツ,ローカル2に日経新聞)扇型に並べてあってタイムス確保.左奥の個室に先客入ってるイキフンだが店人の姿無し.正面のカウンター席辺りまで行くとその裏側の方に気配は有るんで少し待ってると女将さん現れ,左手2卓だけの半個室みたいな席(初回と同じ)に案内され奥側の4人掛けにする.
直ぐにおしぼりとお茶出て(しかし今日の陽気は流石にお冷だな),一面のランチメニューと大型本のグランドメニュー(いささかレベルが高過ぎ)来る.日替わり無くなった代わりに2品増えてる以外変わらず(ただし表示価格税別として値上げ済).やっぱ肉料理はナシだし,シーリングファン回ってるけどエアコンもちっと冷やして欲しいって店内なんで,一瞬気になったけど「魚汁」て気分ぢゃねつうワケで予定通り「ぶりてり膳」ご飯少な目で発注.
周辺撮り新聞読みつつ待つ.ふと立ち上がってポケット探ってると女性2人組来店(何故か軽く会釈される),常連客らしく出迎えた女将さん暫くお見えにならなかったんでどうされてるかと云々.横のテーブルに着くと「天重膳」頼んでる(名物だったのか?).店内生花が沢山飾られてて向かい広間入口のとこの写真立て見たら懐かしの小雪姉さん写ってる(他幾つか飾ってあるけどちと分からね人).
まさか2人だけで切り盛りしてんのかと思ったけど,少し経っておばさんもう一人現れ広間の席に予約客のセッティング.BGM ボーカル無しのジャズ.そうこうしてると両側持ち手型の和風樹脂盆来て食後の飲物聞かれる(目に入ってなかった).
- 短い紙袋入り割箸
- 小鉢もずく酢(レモン片)
- 小鉢島豆腐やっこ(刻み極細ねぎ)
- 丸皿ぶりてり(イチョウ大根の上にぶり切身2枚,南天の葉/角切りだし巻き玉子,えだ豆,椎茸・人参・大根・鶏すり身団子半分の煮物)
- 蓋付椀吸物(わかめ,島豆腐,みつ葉,刻み極細ねぎ)
- 四角小皿漬物(きゅうり,白菜,鷹の爪)
- ご飯
- ホットコーヒー,ミニプリン
もずく酢から片付け残り汁やっこに掛ける.やっこ食べ始めて盛大にムセ込み危うく吹き出しちまうとこ.つまものなんて乗ってる皿ご無沙汰w.割とシャバシャバの汁気たっぷり,さほど甘辛い味ではなくとろみほぼ無い.煮物甘ったるくなくて幸い.恐らく真鍮の鈴を模した蓋付きの樹脂製器何やろと思ったらご飯(内側紅やけどグルっと色が剥げて地の黒色出てる).
ブリ香ばしく焼き上げてあるがスーパーで売ってる普通サイズの切身で,残念ながら脂乗り感はいまいち.食べ終わるとすかさずお盆下げに来て飲物お持ちして良いですかと(店内ムンムンて位でレイコーにすりゃ良かったと思う).コーヒーと一緒にミニプリン来る.カラメル相当甘くて震える.レジカウンターに名刺と近年珍しいマッチ箱.勘定済ますとおばさん出口迄お見送り.サイト更新されてないけど,どーやら営業時間11h30からになってるらしい.