春雨は麺にする時に穴の空いた容器に入れて,細く滴らせて作るから,何となく納得できる.日本語,英語,スペイン語なんかでもそのまま直訳されてるけど,春巻きは何故「春巻き」なのか? ,と以下のような説を発見.
あの皮は小麦粉が原料で、北京ダックを包み込む「カオヤーピン」と同じものですが、正式名称はツォンピン(春餅)というのです。膜膜(モーモー)とか膜膜皮(モーモーピー)とか春巻皮(ツォンキーピー)、(ツォンチェンピー)とかと、広東語・北京語入り乱れ、呼び方は色々。
(略)
新年に餃子を食べると、水餃子のところで書いたのですが、餃子の餃とは食べながら交わっていくという意味で、子というのは子の刻(23時〜1時)。つまりは、日本の習慣の年越し蕎麦のようなもので、そういえば餃子は麺類なんです。そして新春を祝って食べるのは、春餅に黄韮や大根、卵や鶏肉といろいろの材料をのせ、巻いて食べる習慣があるのです。新春を祝って無病息災を祈り皆で春野菜を食べる。それを包む餅として春の餅、つまり春餅があり、それを巻き包んで揚げることで春巻きになったのだと考えられます。
中国では七草雑炊(炊き込み)の習慣もあったようだから,新春春巻きは別の地域の習慣だったのだろうか?
でまた大きな勘違いに気付いた.「揚げ春巻き」と「生春巻き」の違いってのは,「水餃子」と「焼き餃子」の違いと同じよなもんだと思ってたけど,上にあるように「揚げ春巻き」は本来小麦粉の皮(四角いらしい).一方「生春巻き」に使うライスペーパーは米が原料で丸いという風に違う(もっともベトナムでも「揚げ」バージョンは有るみたいだけど).
も一つ違うのは,中国ではタレに付けて食べるというより,そのまま食べるのが正しい(具にトロミとかしっかり味付けしてある)らしいこと.知らなかった.