s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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移住メモ(取られ損)

以前どこかに書き込んだと思ったけど,違ったようだ.移住に関するメモを書いてみた.新たな発見もあったので追記.

1 移住先の決定

色々情報を調べてエリアなり島なり決めたとしても,その中で移動して数日過ごしてみないと驚くことになる(これは都市部でも同じことだ).未明に怪鳥の鳴き声やバカ犬の吠え声がして寝てられないとか,予想外の騒音があったりするのは,ある程度長い時間居ないとわからない.

2 医療の問題

医者がいる(病院がある)からといって見落としがちなのが,実は歯科医.小さな島には一般医がいても歯医者がいない場合があり,となると他所の島に暫らく滞在して(場合によっては空路で移動)治療することになる.それだけで相当な費用がかかる可能性がある.

当然ながら大事故(大怪我),重篤な急病等の場合はヘリ移送なんてことになる.そのようなケースでは,都市部なら助かるものも,離島では手遅れになる覚悟が必要だ.天候が悪い場合には,移送手段も断たれる恐れがある.

また介護についても,離島や過疎地ではデイケアセンターのような施設が無かったり,ヘルパーを派遣して貰えない場所もある.そのような場所では介護保険料は取られるだけ取られて,実際には殆どサービスが受けられないという状況がある.

退職を機に離島に移住というパターンが増えているが,先々のことを考えると,安易に場所を選択したら後悔することにも.

3 離島の住宅事情(住居探し)

経済的に余裕があって,家を建てる場合は別だが,中古物件を探すとなると,第一にあまり選り好みはできないし,相当時間がかかる.

離島では不動産業者が居ないか,ただでさえ殆ど物件が流通していないので,選択の余地は期待できない.口コミや立て看板で物件を見つけて,直接交渉するのが普通か,そちらの方が早い場合がある.

以前自治体(役所・出張所)で斡旋しているところもあったが,現在そういうところはない模様.状態の良い手頃な中古住宅は圧倒的に供給不足で即座に売れてしまうことが多い.遠方から業者依頼する場合には,1年待ちくらいの体制でいないと希望はかなわない.

格安の土地付き中古が出る時があるが,廃墟並みの場合が多く,相当の改修費用を覚悟しておく必要がある.そういった旧式家屋では,トイレ・シャワー(浴槽などない)が別棟というのが普通.また法的に増改築(建て直し)が可能な物件かどうかを確認するのが重要.

暫らく住み着いて気長に探すのが一番か.