移住先を考えた時に,住宅事情も問題だったけど,「医療」も結構気になった.石垣島を見に行ったのには,やはりそんな理由も有った.特に持病を抱えてるワケでもないけど,イザって時に無医島はイヤだなと.そして西表の場合はまず住宅事情からも無理だなとは思ってた.
で昨日の TV で西表の医師のドキュメントを見たのだけど,唯一医者と看護師一名ずつ(周囲の離島には医者なしで月イチで訪問診療).
重篤な急患の場合西表から石垣に搬送だけど,島内は救急車もなく普通ワゴン車の後部にマット +_+; 緊急搬送も通常は定期船を使用だって.あまりな状況にビックリ.最近は都市部の急患で,受け入れ先が無くて死亡といったケースがクローズアップされてるけど,昔からこうした離島や僻地では,搬送が間に合わずに命を落す例ってのが実はどれだけあったのかって.
少し違うかも知れないけど改めて考えたら,日本では救急車が消防署に有るのが常識だけど,「救命」と「消防」ってのは本来別部署が担うのがスジじゃないのか?と思った.医者が居ないのもどうかと思うけど,せめて救急車と救急隊員くらいは配置するとか考えられないのかって.