少し前に冥王星が惑星の地位から外されるという話題があったらしいのだが，最近伝えられたところでは，太陽系の惑星が１２に増えるという話だった．
冥王星（めいおうせい、Pluto）は、太陽系の第九番惑星とされ、現在知られている中では太陽から最も遠い惑星である。しかし、最近の研究の進展によると、単に質量が極端に大きい小惑星（エッジワース＝カイパー・ベルト天体）であるという説が有力になっているが、歴史的な惑星発見の経緯を考慮し、惑星と呼ばれている。
(中略)
2006年8月14日から開かれている国際天文学連合の惑星定義委員会で、惑星の定義を変更することが検討されており、変更後の定義は、
1. 十分な大きさや質量がある。
2. 他の惑星の運動に力学的な影響があること。としている。これが採択されると冥王星は惑星ではなくなり、水金地火木土天海冥の太陽系の9個の惑星は冥を除いた8個になる。8月25日に採択がされるが、通過される見通しが高いとのこと。
色んな衛生より小さい冥王星が惑星として認められていた背景には，予測された後に発見されたとか以上に，アメリカ人が発見した唯一の惑星だということが言われている．それがここにきてひっくりかえりそうなのには，探査技術の向上によって，そのくらいの範囲(軌道)でその程度の天体がどんどん発見されるようになって，肯定論による惑星数は少なくとも１２個まで増えるということになってしまうというのがあるらしい．
学校で教わることが時と共に変わるってのは良く感じるけど(歴史分野では特に顕著だと思うが)，惑星かどうかを判定する会議なんてのがあるとは，知らなかったねぇ．
