s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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ポアンカレ予想の予想の付かないその後

前にちっとも分からないまま「ポアンカレ予想」の話をちらっと書いたことがあった.あの時は98%くらい理解できないとか書いたけど,実際のとこは数学に弱いオレは,99.9998%くらい理解できない.

それはさておき,科学者化学者は実業社会でも食える要素がある気がするけど,物理学者やまして数学者ってのは職業として成立しえない可能性大な気がする.このロシアの数学者にしても,受賞を辞退するのはまあ自由って気もするけど,母親の年金頼りの生活って,色々な方面で何か変な気がする.

 スペイン主要紙エルパイスは22日、米誌ニューヨーカーがペレルマン氏に行ったインタビュー内容を報じた。その中で同氏はフィールズ賞を断った理由を「自分の証明が正しければ賞は必要ない」と説明。現在の数学界や、有名になって注目される境遇に嫌気がさした気持ちを吐露した。

 ペレルマン氏は昨年12月、サンクトペテルブルクステクロフ数学研究所を辞めた後は研究の世界から姿を消し、他の研究者との連絡もほとんど絶っていた。

 「私は数学界から引退した。もうプロの数学者ではない」と言明。その理由として、「有名でなかった頃は(数学者の職業について)何を言っても大丈夫だったが、有名になると何も言えなくなってしまう。だから数学を離れざるをえなかった」などと述べた。

 同氏が論文を発表した後、それに基づき他の数学者が発表した論文に対し「自分にはどんな新しい貢献なのかはっきりしない」と不快感を表明。自分の研究を土台にした業績合戦が繰り広げられる状況になじめない気持ちを示唆した。

 同氏は現在無職で、サンクトペテルブルクの郊外で母親と生活。わずかな貯金と元数学教師の母親の年金だけが生活の糧で、「(授賞式が開かれる)マドリードに行く費用もない」という。

何か正直者が報われないというような,もの哀しい結末のような気が...