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汚染稲わらで牛が被曝てケースでは,とりあえず自衛のための選択の余地が有ったけど(藁は喰わねし実際のハナシ和牛高くて買え(注文でき)ねし),腐葉土てのは思い付かなかった.
でもって既に全国的に出回ってたんだな.地元産野菜なら大丈夫な保証無しと.そのまま飼料にはならんけど,牧草地に撒いてたら家畜が汚染される危険も.長いけど全文引用.
鳥取県や京都府で販売され、放射性セシウムが検出された腐葉土と、同じ製品2種類が沖縄県内でも販売され、流通していたことが30日までに分かった。販売していたのは全国23都道府県に175店舗を構えるホームセンター、カインズホームの県内支店、FCサンプラザ糸満店。同店は27日に両製品の販売を中止したが、開店した4月19日から7月24日までに2種類で計861袋が売れたという。
未販売分は30日までにカインズホームが全て回収しており今後、サンプルを選び放射線量を調査するという。事態を受け県は30日、両製品の購入者に使用を控えるよう呼び掛けた。現時点で県内流通分にセシウムが含まれているかは不明。
同社は購入者に、店舗内の張り紙やインターネットを通じ、同社に連絡するよう呼び掛けている。商品やレシートがあるものは返金にも対応する。
鳥取県などでセシウムが検出された製品は、栃木の業者が栃木や岩手の両県の落ち葉などを混ぜ合わせ製造した「バーク入り腐葉土14L」と「腐葉土3L」。鳥取県では「14L」で1キログラム当たり1万4800ベクレルが検出されている。
FCサンプラザ糸満店は24日までに「14L」829袋、「3L」32袋を販売。同店は2種類以外にも腐葉土や培養土を中心に28種類を売り場から撤去、販売を中止している。
農林水産省は26日、東日本を中心に17都県で作られた腐葉土などの販売を自粛するよう各都道府県に通知。県は通知を受け、JAおきなわやホームセンターなどに報告し販売自粛を求めた。
朝から多くの買い物客が訪れた糸満店には、張り紙の内容を注意深く見る人の姿もあった。ある男性(70)=糸満市=は「沖縄には放射能の影響がないと思っていたのに」と困惑。腐葉土を買いにきた70代の男性は「放射能の影響がどの程度あるのか」と話した。
腐葉土の処分などに関する問い合わせはカインズホームお客様相談室(電話)(0120)877111、糸満店(電話)098(992)3955。◆回収できるものは回収を
内部被ばくに詳しい矢ヶ崎克馬琉大名誉教授(物理学専門)の話 「第五福竜丸がビキニ環礁で被ばくした際の汚染マグロは1・66ベクレルで廃棄した。それを考えると鳥取で検出されたのは桁外れだ」と指摘。「畑にまけば、できた作物を通じて体に吸収される。放射性物質をばらまくようなことはすぐにやめさせるべきだ。回収できるものは回収した方がいい」と強調した。