s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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被災から2年

インフラは概ね復旧したものの,未だ31万人以上が避難生活という.内訳どーなってるのだろうか? 少なくとも福島原発の所為とそれ以外.このペースではやはり復興には5年10年という期間が必要なのだろう.瓦礫処理が急進展したのは処理量が大幅に下方修正された(極端な例で半分近くに)からという話を見掛けたが,その影で過剰に造ってしまった処理施設の維持を止める訳にもいかず,相当無駄に金が使われ続けてる状況に至っているようだ*1
阪神淡路大震災を境に地震の活発期に入ったという見解が有り,あまり考えたくはないが,復興途上でまた大規模地震に見舞われる可能性も.少なくとも災害に対する備えは日々進んでいるワケで,以前のような人的被害は幸いにして減るだろう.ただ避難生活はそれによってさらに長引くかも知れない(そして新たな避難生活者も).


原発廃炉にいたっては20年で果たして本当の目処がつくのかどーか.
除染作業が進み(自然にてのもあって),汚染がこの2年で半減てな見出し見掛けたけど,多くは地下に浸透し河川や海に流出してると思われ,この先の影響に不安を感じる.実際高濃度の汚染魚見付かってるし.


追記: やはり原発20キロ圏内は全然別
インフラの復旧殆ど手付かず.部分的に制限解除されたって家がまともに残ってても生活のしようがなく,全壊に近くても新築できない(改修のみ)となると戻れても遠い先の様子.
この前の池上さんの番組では,この20キロ圏内の状況全く触れて無かった気が.


追記: 国の除染作業の効果に疑問
さっき迄テレ朝の震災特集番組見てたのだが,高濃度汚染地域の除染作業ありゃ駄目だろてのがあった.住宅地区の畑地草地,グランド等は根こそぎ土を入れ替えてるんだろうけど,当然それにも限界が有る.しかも通常瓦礫の場合と違って除染作業による汚染ゴミは処理仕切れず,置き場にも事欠いてあちこちに袋積みっぱなしな現状.
住宅に関しては敷地内の土を入れ替えてるのだが,山林つか樹木地に隣接してると端から20メートル部分しか作業対象にしてないと.確かに林や山全体の除染作業は不可能だろう.ただ鉄腕DASHでもやってたけど,水で流された落ち葉が溜まるような場所の線量は下がり難い.落ち葉に限らず水が流れてくるだけで汚染物質の供給が続く.除染してない山林の葉が舞って来ても同じ.だから一時的に下がったとしてもまた悪くなる.

*1: オーバスペックな仮設焼却炉はとっとと閉鎖して,職員を配置転換するとか出来んのかな? 丸投げで建設して運用まで委ねてるから無理ってハナシか.