ストロンチウム(遥かに毒性は高いが大気中への拡散量は比較するとかなり少ないらしい)は水に溶け易く,セシウムとは異なり現在使用している浄化装置では除去出来ないのだという*1.それに建屋内に溜まってる汚染水は日々地下に浸透し続けてると.
ストロンチウムやプルトニウムは,セシウムに比べて格段に検出(測定)困難で,今のところ内部被曝のリスクを考えるとセシウム測定を優先せざるを得ないのが現状とか.あらゆる場所から雨水で流され続けるし,一般地域の除染作業も建物や道路は主に水で洗い流すだろうから,この先河川や海への影響は当分続くことになる.
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
「毎日漏れてるので先日12トン漏れたからといって驚くようなニュースではない」 (元動画にリンク)
*1: 大枚はたいて導入したんだから,コスモクリーナーみたく完全に除去出来るだろなってイメージに騙されてた.