この店は独占的社員食堂として安泰なんで，基本的にあまりやる気は窺えないｗ．単独旅行やたまさかフリータイムにせよ，バスで名護まで来る日本人てのはまず殆ど居ないだろーけど，でも万一そんな事が有るならこの食堂は一見(一食)の価値有りだ．
この界隈の町食堂のメニュー，値段，内容(ボリューム)の典型だから．ここより内容が見劣りするとか割高な感じならハズレって基準として参考にできる(前にも書いてたか？)．
１２ｈ前１５位で客おらず．厨房のおばちゃんオレが入って来たのに気づいてねぇのかどーか振り返りもせぬまま無言で何やら作業してる．ＴＶ前のテーブルの椅子にバッグ引っ掛けて少し待つが，反応無いんで声掛ける．
注文してお茶汲みに行くとそっちのテーブルの上に間引いたタンカンの入ったカゴ置いてあって２つばかり取って戻る．メニュー変わってない(季節物のゴーヤーが無いだけ)．隣のテーブルから新聞取り上げて読む．
壁際の棚「農家から直接届いたやんばるの旬野菜」とか２，３ポップ貼ってあるけど，前も置いて有ったガラクタ以外は空っぽ．下の方に大小コーレーグースの瓶がかなりの数置いてある(店で使う分にしちゃ多過ぎで売ってるつもり？)．
呼ばれて取りに行くと，付け合せの野菜用に半端にでかいＰＥＴボトル入りのスリゴマポン酢？ドレッシング(ご丁寧にも良く振ってから掛けてと)一緒に渡される．この店付け合せがレタスのパターンが多くて(この界隈の店何故か千切りキャベツ中心の店が殆ど)，野菜の量も多目なのは好きなトコ．今日は小梅の容器置いてなくて，仕方なく紅生姜を少し取って戻る(唐揚げがシツコイ場合には口直しに必要)．
横長の皿に多目のレタス，大き目１個の半分を３つに切ったトマト，これがまた笑っちまう大雑把さんなんだけどレモン１/４カット．そんなには使わねぇだろうがｗ(仕入れてるけど他に用途が無いってことか？)．唐揚げしっかりキツネ色で一見ゴツゴツした感じの一口大より大き目の７コと多目．
食べてみると意外にも周囲柔らか．一個目が最初油っこい気がしたけどそーでもなく，中ふっくらジューシー．ただ味付けいまいちパンチに欠け，何か付けるか掛けるかして喰いたい感じ．野菜にドレッシング多目に掛け，唐揚げにも付けて食べる(あっさりしててなかなか良い)．でも何か物足りない気がして配膳口見るとケチャップのビニールボトル発見，皿の隅に少し出して付けながら食べる．
汁物は珍しくゆし豆腐(ざっと切った万能ネギ，細かいしりしりにんじん)で汁なかなか良い味．少し冷めちまったのが残念．どんぶり飯で腹一杯の適量(やや苦しい程度なんで健康のためには唐揚げ１コと飯もちと減らした方が良いかな)？ 味付けが惜しいけど６００円は納得な感じ．
奥のテーブルには色々売り物のちょっとした喰い物が置いてあり，カウンターの小さい棚には弁当何種類か並んでる．運ちゃん達休憩で小腹空いた時に食べるんだろうか．確かに路線によっちゃ折り返しの待ち時間有っても，辺りに店が無いとか営業時間外とか有るだろーからなぁ．ミニポーク玉子弁当２５０円と安いけど少々物足りなさそう．いつもやきそば置いてあるけど油っこいのが冷めたら厳しくねんだろーか？
