縁側越しの日本庭園を見た瞬間に,あっ「知積院」や!と思ったんやけど大当たり.
別に京都通でもなく(若い頃金も無ぇし),あちこち行ってたのではないけども,20代前半は年一くらいで一人でふいと行ってた.ただ新幹線に乗って行くだけなんで,別に広範囲に動くこともなくたいてい泊ることもなく.
とにかく「知積院」に行って,縁側前の畳でゴロンと横になってたりすんのが好きやった(他の観光客には変な目で見られたけど).ノートが置いてあって書き込みしてあるのを読むのもちょっと楽しかった.あとは博物館行くとか,駅からそう遠くないエリアをうろついて帰るだけやったけど.
外には大通りがあって車の往来もかなり有るのに,ほんの少し入っただけで,現代とは違う空間がそこに有って,たぶん時間の流れ方も違う感じがして,何ともいえない気分になれたもの.何故だか分からないけど,あそこは相当気に入ってた.
- 作者: 阿部龍文,横尾忠則
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 単行本
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