ちょい前(ここ数年?)邦画が好調って話が有ったけど,純粋に見れば今年は急落なんだとか.つのが今年ヒットしたのは,主にテレビ局が制作したか関わったもの(ドラマの映画版とか)が多いってんだな.
最近ドラマは殆ど見ないんで,そっち方面は分からないんだけど,局が違うだけで次から次へと見慣れたキャストで構成されてるっていう感じはもう暫らく続いてて,そうなるとちっとも「リアル」ぢゃなくなってオレ的には入り込めない気がする.ただでさへさふなのに,そこにお笑い系まで入ったりするともうサイアク.
最近宣伝してる映画なんかでも,赤井秀和は一応俳優転進した実績が有るし,チェ・ホンマンみたいなのんも昔からアクションモノの怪物役として有り得ないこともない(香港映画や007でもな)から多少譲るとする.エビちゃんも花を添える端役な感じならまあ良いだろうと.しかしなぁ西川なにがしとかまで出てきた日にゃオレ的にはもう茶番に思えて座布団投げたくなるわ.あ座布団無いか,椅子を蹴って帰りたくなるだな.
見慣れた手垢のついた役者(タレント?)ばっかで固められた作品ってのは,映画やドラマとしてどないなん?てずっと思ってきたんやけども,実は最近の傾向としてはますます輪をかけて「見慣れたヒトが出てる方が安心して見られる」(数字なり集客力ある)ってコトらしい.何だかなぁ.とても奇異な感じがする.
昭和世代は家に帰ってくるなり TV のスイッチを入れるてのが多数だったんだけど(オレ的には暗くなってからは照明代わりにしてるワケさ),最近の若者は違うという.ちょい前はパソコンだったんだろうけど,今時はむしろ携帯電話だ.ましかしオレ的には元々 TV 向けのコンテンツを携帯電話なんかで見たいとは思わないんだけども.
はともかくそうゆう行動の変化によって TV は相当変化を求められてると.広告収入が減っていくワケで,そこにこの世界恐慌がさらに追い討ちをかけると.で最近の TV 局ってのは放送以外の収益を求めてるいう話だ.
前にも書いたけど,県単位の放送免許なんてのもおかしなもので(電波に国境は無いからな),道州制とカラムかどうか知らないけど地方の放送局なんて,キー局がこういうシフト状況なんだから,現行の法律下では昔ながらの放送事業は成り立たんでしょうね.
あとケーブル TV の許認可もそうなんだけど,そっちはインターネットありきになってるからむしろ有利なのかな.
ど昔のアニメの有料配信やってるんで無料の「サイボーグ009」第一話を見てみた.そおゆう時代なんだな(NHK だって受信料に頼らずコンテンツ商売で独立採算の民営化部分と,国費運営部分に分割すりゃええ思うわ.あと関連会社は処分せ.).えっとキホンそんな「神がかり的」な背景設定が有ったんだぁと意外な感じ.メンバーのフルネームが紹介されてたんだな.