今迄と一番違うのは,一コトで言えば泊りだったってこと.経験者も初の人も居たけど,島外のエキストラ集40人くらいが3箇所の民宿に分かれて泊った.毎食弁当だったのがイマイチ(揚げ物,炒め物が中心のメニュー).何せ弁当100コなんて単位で注文受けたことがないってなトコなワケで,最初の頃は時間に来なかったすよ.
前乗りで入った晩からビーチで呑んで,これがまた連日何時に終わろうが集まってたのが印象的つか.結果毎度記憶が殆ど無い.連日の暴飲と,割と弁当を食べた方だったにも関わらず,戻って体重を量ったら1?以上痩せてた.
職業や年齢層もマチマチで初対面の人間が,いきなりの集団生活だったんだけど,やっぱ二三日でキャラの立つ人は前に出るし,面白いもんだなぁと(オレはフォロー系).
な感じでその,エキストラ集の暮らしぶり(あれやこれや色々有ったワケで)に個々に密着してたら,それはそれでドキュメンタリつかまた別の作品(イワユル群像劇)として成立する内容だったんぢゃないかなと.
にしてもドラマか企画モノみたいにマジでカップル成立してたのには,正直驚いたなぁ*1.オレなんかプロ意識の固まりなんで(笑),そんなこた微塵も考えてなかったんだ(アラサーくらいの程良き層が薄かったのもある)けど.
キツかったのも有るけど,次第にエキストラ慣れも有りつつ,撮影の細かい状況はあまり書きとめなかった.映画公開後ぢゃなきゃ,出せないし(出さない方針).
カチャーシー初体験.普段とらない体勢なんで,思いのほかシンドクて驚く.沖縄のヒトは出来て当然.しかし指笛となると,意外にできるヒトは少ないんだな.
今回は「舞台」がそれ程大きくなく,大掛かりなセッティング変更による待ちはなかったけど,1キャメ撮りだったんで,カット毎の待ちが多かった.複数カメラだと同時撮りとか連続撮りができるけど,それができない分時間がかかる.
あとそーだなぁ.撮影中は(崔監督とは対照的で)凄く穏やかな雰囲気なんで,現場も殆ど和やかな雰囲気だったな.
オープニング上映は島でやるというハナシだった.できれば皆で見に行ければてなことも言ってたけど,どうなるかな? あと他に強烈に印象的だったのは,島の海の綺麗さと陽射しの強さってのがこのあたりと比べて一桁上って感じだったこと.
5泊6日で出費一万円弱.殆どビール,泡盛とツマミ(は大して買わなかったけど).
「カムイ外伝」の千葉ロケも無事終了してると良いけど.
*1:「夏は心の鍵を甘くするわご用心」って古ぅ!