現実に引き戻されても,暫らくは余韻が残る.つか毎度現場を去り難い気持ち.
まぁそんなこと気にかけるかどうかはヒトそれぞれなんだけど,とにかく大勢の人達で作りあげてる現場に参加してるって充実感.現場は結構辛かったりするけど,所謂「ストックホルム症候群」なのかそういう状況の中で,シンパシーを感じてしまう.そして運的なものも有るけど,何か与えられた時の緊張感がまたたまらない.
監督さん(「組」)によって雰囲気が違うのも面白い.動きの指示に使われる言葉の種類(ニュアンス)も,何つか「ガツン」な組と「ぽわん」な組みたいに.結構自分でどういうアクションするか常に考えてるけど,雰囲気に合わせる対応は,そうそう出来るものぢゃない.でも同じシンドさなら使って貰えなきゃ損なワケで,毎度それなりに工夫はしてるよ.
その甲斐有ってか,結構拾って貰えてる感は有るんだけど,まだ今のところ,自分が映っているモノを実際に目にしてはいないんで,実感が伴わないと云うか,正直どういう出来なのか分かってないんだけども.
あとは極端な言い方をすれば,色々な人生を生きられるって,そういう面白さなんだな.そしてコレ重要なトコかも知れないけど,リアル人生と違って,タイテイの場合撮影はやり直しが出来る(笑)