とゆーワケで１０/１に２回連続で見て来た．一応スクリーンデビュー作(劇場公開順では２作目)になったんだけど，まだホントのトコ作品自体についちゃ気持ちが整理出来てないつか...
細かい思い出はまだまだ沢山あって，撮影当時のエントリをボチボチ書き直してくと他にも出て来るだろうけど，特に印象深いのがコレ．
- 天仁屋(一日目) エキストラ再開１日目
カムイを取り巻くシーンで，崔監督いきなりオレを指名して直に「もう一度．さっきと屈むタイミングが違う！」「カット．カメラの方向いちゃ駄目．もう一回．」で本番．これには身の凍る思いで，周りに大勢居る中，オレ一人の所為でって(ホントに事故的なＮＧなら別だけど)プレッシャーを初体験*1． - 天仁屋(三日目) エキストラ再開３日目
半兵衛の家が燃えるシーンで，噴出した炎に二の腕炙られる(ギリギリセーフ)．テストの時に効果のおっちゃん「プロパンだから熱くない」って言ってたけど，んなワキャねぇよ*2． - 慶佐次(六日目) エキストラ再開１０日目
柱にもたれた死体になってた時に，いきなり「おい大丈夫か？」って肩を突かれて目を開けたらケンイチ君だった*3．オレの顔方向の海側からは狙ってないんで目を開いてても良くて，別パターンで撮った本番シーンがしっかり残ってた(初のワイヤレス仕込みで，顔は写ってないけど演技する死体の良い仕事をした(笑))． - 天仁屋(二日目) エキストラ再開２日目
早朝集合でロケバスに乗ると，酒盛りシーンで歌う何とか節(オリジナル)の歌詞を渡され，「３番まで覚え切らないと今日は帰れませんよ．」と言われる．現場までそれこそ１００回くらい皆で練習*4． - エキストラ１回目の状況 (撮影中断前)
生まれて初めてのエキストラ参加の日に支度部屋で「フンドシだからパンツ脱いで」(まぁそれくらいはあるか)．そしたら現場でコトも何気に「これから男性エキストラの皆さんはフンドシ一丁になって海に入ってもらいまぁす．」*5
この時の進水式(海中の船御輿？)シーンでコケて相当怖かった． - 崔監督のＯＫカットの掛け声が「あぁうっ」*6．
ちなみにトリビア的なコトから言うと，(名前は出てなかったけど)カゴ持った木下ほうかさんが「おえんのぉー」と言いながらサバキ場に向かってく絵(キャスト変更前！)が残ってた(アレは間違いないと思う)．あの続きでオレが入れ替わって出てくシーンだったんだけどそこまではナシ．
いかんせん参加日数もかなりだし，撮ってる時には結構良い位置に収まってそなのがあって*7，こりゃ少しは寄りの絵残るかなと思ってたんだけどほぼ全滅 T_T １箇所を除くと．２回目にしてやっと気付くくらいのチラ写り含めて５，６個所ってトコだった．
いやしかしどーなんでしょう，「奇ヶ島」以降の方が割合的に長く感じて，生活の場のシーンが多いんでエキストラの皆さんも比較的写ってるのが確認しやすいのではと(にしても現場の灼熱の暑さってのは映像では伝わらんもんだな)．
前半の部分の狩場や処刑場のシーンは見るからに大変そうだぁってのが直ぐに分ったけど，かなり切られたんぢゃないのかな？ 実際沖縄ロケ部分もあんなに切られてるとは正直思ってなかったわ(特に女性中心のシーンはかなり減ってた気がする)．
とにもかくにも皆さんお疲れ様でした．
*1: あんだけ緊張させといて，残念ながらこの絵もバッサリ切られてた ;_;
*2: テストから本番に向けて段々火勢を大きくしてくんだけど，あんなに吹くとは思わなかった．おまけにここの絵も殆ど切られてたし暗くて分らなかったなぁ．
*3: そのパターンはテストの時だけだったけど，いきなりだから *_*
*4: しかしこのシーン(カムイ，半兵衛，オレって並びで座ってたのに)と歌もあんまし使われてなかったなぁ．翌日オンリーの録り直しまでやらされたのに．
*5: キャスト変更前の年末のことで，こんな仕打ちなのに事前に教えてくれんのかと思った．
*6: 何度聞いてもオレにはそうとしか聞こえなかった B-)
*7: 汗押さえに来たメイクさんに「一番良い位置に写ってますから．」と言われた，浜で「渡り衆」の船を見送るシーンなんかもバッサリ切られてたしなぁ．
