s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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天仁屋(四日日) エキストラ再開4日目(#14「カムイ外伝」)

結局眠れないまま.昨日に続きナイト2日目.レギュラー組が先発で一般参加は14時集合.沖縄地方梅雨明けしたと聞く.

沖縄地方梅雨明け 期間26日、過去3番目の短さ
2008年6月17日

沖縄気象台は17日午後、「沖縄地方が梅雨明けしたとみられる」と発表した。梅雨の期間は26日間で、過去3番目に短い。入りは平年より14日遅く、明けは6日早かった。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-133240-storytopic-1.html




2008年6月18日(水) ナイト参加2日目. 天仁屋ロケ最終日.

エキ担の方に前日(撮影前にダウンしてたので)あの後大丈夫だったかと心配される(「大丈夫でしたよ」).
ここで夜間やるとなると,明日の日中は無いんですよね?と尋ねたら,実は天仁屋ロケはこの二連荘にて終了予定(残りは予備日だった)とのこと.あのセットも無くなるのかぁ.岬に行かないままだったのも残念.


前日から繋がるシーンなんで現地直行で支度.着替えに行ったら,昨日濡れた着物は外に干してあるからと言われる.表に出て暫らく見つからず.一応衣装は干しておいてくれてたけど,まだ全然乾いてない状態.匂いもいただけない.
ようやく見つけて持って行くと,何かボソっと言われ,聞き返すと「これ着ないでもう少し干しておいた方が良い」なんで,着ずに車に乗って下に降りてそのまま日に当たる場所に干し続ける.

演出部のスタッフのヒトに火傷してなかったかと声をかけられ,「ギリセーフでしたよ」.今日は火のシーンが無ければ良いがと尋ねてみると,「有ります」と云われる.

前日オレの横で長老がスタッフと宴席の大漁歌のオンリーを,やり直すハナシをしてて,大変だなぁと思い,オレなんかもう忘れちゃったとヒトゴトに思ってた.現場入した時にも,櫓の方で何度もそのテストをやってるのが聞こえてて,こりゃあまたシゴカレて大変だなと.
するとオレらあの宴会シーンの歌に参加した一般エキストラにもお呼びがかかり,歌のオンリー録り直し.結構な陽射しで相当暑い.さらに手拍子だけも録る.どういう都合なんだかイマイチ分からないんだけど,マイッタ.


本日最初の(危機一髪だった前日ラストからの続き)シーンの説明.の後に「記念撮影」.
監督+主演+オール俳優陣(全エキストラ)
監督+主演+オールスタッフ
で集合写真.


段取り.小屋の周囲の様子が少し変わってる.火消し班Dだったが,手鍵棒を持つ人間はあまり無理して近付かない様にとの念押し.昨日のことも有って元より,手カギ棒最初だけにして,捨てて手桶に持ち替える作戦.周囲足元の邪魔石ころ等を普段以上に入念に避けてまわる.躓いて火に飛び込むのは後免だ.


いつももの凄く澄んだ大きな声で「オハヨウございまァス」「お疲れ様でしたぁ」の末娘役の小一くらいの少女(カワイイんだけど何か玩具みたいってか,ある意味痛々しいっていうか).
母親に連れられ休学して長期滞在の様子.母親はこのまま2ヶ月滞在できるって喜んでたが,旦那は放ったらかしで,そんなん大きなお世話ヒトの自由っちゃ自由なんだけど,何となくどんなんやと思った.


ロケ現場は煙草の無法地帯なのが困る.受動喫煙防止法なんて言葉は通用しない.とにかくエキストラ参加者もスタッフ陣も(喫煙率がやたら高い),そこら中で喫いまくるので,煙の来ないところに居るのが至難の業.人の真横で何も断りも無くいきなり喫いはじめたり,待機スペースで子供の居る側で喫ってる.

とにかく煙を避け(かつ人が固まってると風通しも悪い),少しでも離れた風通しの良い日陰を捜しては移動.そうこうしてると何時の間にか弁当喰ってるヒトが居る.何食なの?と聞くと4時過ぎの「昼食」だと言う.一般エキストラにも昼弁当が準備されてたんだけど,配り忘れたんだとか.しかしもうちょっとしたら夕食時間じゃんってことでまたもスルーする.

これまで毎回ヅラは(何て呼ぶのか),脳天部分が抜けた(そこだけボウズ頭の自毛になる)カタチのモノを着けられてる.それがまた他の人達は良く気にならないと思うのだが,長いホツレ毛が顔にマトワリついて鬱陶しいこと甚だしい(オレの運が悪いだけなのか?).風に吹かれて目の周りをつついたり,口に入ったり,塗ってあるもんだから顔に貼り付いたりする.

この日はまた火に近付くんで,予期せぬ問題が起こったり,髪に火が移ったりなんてのは嫌なんで,こっそり邪魔な毛を千切りまくった.

ケータリングの夕食.豚汁みたいな感じのモノだが,肉が三枚肉.サラダ少々と鳥の唐揚げ.どんだけ肉やねん.喰う.満月が昇り始める.
とっとと浜の方に行ってたら,突如ボードを抱えたサーファーが,何ぢゃっ?てな表情で横切って行ったのには結構笑えた.


夕食後はまずカムイのワイヤーアクションのシーンになり,近くに陣取りに行ってたら,ゾロゾロエキストラ陣が取り囲む.高所作業車からワイヤーで吊り他にワイヤーをヒトが引っ張る仕掛けで,動作のスタンドイン等テストもろもろで結構時間がかかる.思ってた程高さの有る跳躍ではない.

川向こうの作業小屋が燃えてるシーン.ここだけスモークは後でCGで足すですか(何故なんだろうテストまではスモーク使ってたのに).切り返しとカラ舞台.時間を気にしても仕方ない.


動きの直し.周辺の配置が結構変わる.火消し班Dは居残りだったのだが,作業途中から小川の方に走っていって取り囲む村人の二陣くらいの一員を振られる.まずカメラ川向こうから.フレームからは外れてる模様.声だけ参加.
吉人有り無しで撮ったかな? カメラを川手前のレールに移動して切り返し.同じパターンで村人の歓声の中スタントの吉人を結構リアルにドツキまわすシーン.そこらで既に天辺を回ってた.やっぱ前日と同じ位になりそうだった.本番は結構な迫力でビビる.終了後スタントの人は軽い怪我の模様.

火の仕掛けの準備で暫時休憩.夜食無しだったが(最終日だからか),菓子やパン類は置いて有る.


いよいよ撮影最後の川向こうの半兵衛の作業小屋から火が上がった後,自宅小屋が焼け落ちるシーン.オレは川の方に移動して火消し組には残ってなかったんで,見物しようとそっちに向かって,こっちに居なかったからバレない位置をスタッフに尋ねた.と,またしても運悪く,人数が足りないんで入ってと言われちまう.しかもまたまた手カギ棒持って >_<

前日はガスバーナーを仕込んでたのだが,灯油を入れて電気着火.効果の人がそもそもかなりの熱で昨日みたいに小屋には近付けないし,昨日のポジションは無理だつんで移動.元々表の戸が空いてたのも気付いて無かったけど,真正面もヤバそうなんで左斜めにかわす(ロングだけど密かに映りそうな位置取り ^o^).
棒が小屋に届かなくても良いからと言われる.火の手が上がって1分くらいで「ドン」と勢いが増すんだそうで,そこで一同慌てて(「もう駄目ぢゃ.お前らも下がれ」)退いたり,立ち尽くす動きをしてくれと.

本番.あまり近付かなきゃ水は良いんぢゃねと思ってたのに,念のため濡らしましょうと言われる.仕方がないから(昨日もそうだったしこの際)「頭からやって下さい」と言ってあげてたっぷり川の水をかけられる.かなぁり寒い.火が点くと初っ端から予想以上の火炎が噴き出す.相当に熱くてマジやべぇ(でも昨日も軽く炙られてるし).「ドン」の音があまり差が無くていまいち反応が遅れた感じで終了.一発で終わって何よりだ.


崔監督が一同集まるように言って,半円陣を組んで「一本占め」.崔組では節目ごとにやるのが恒例なんだとか.東京式とは思わず慌てて止めたけど2つ叩いてしまった.この後慶佐次以外もあるらしく,まだ二ヶ月間くらい撮影期間は有るらしく,沖縄ロケも「玉泉洞」とか何とか島とかの名前も.

最後にさっきのシーンのオンリー録って終わり.


バラシ終わって4時前.センミーだかビーフンみたいな細麺に冷やし中華みたいなトッピングに濃い目の麺ツユみたいな,見慣れない朝食支給.殆ど前日と同じ時間に帰着.片付けてシャワー浴びればまたまた6時.

丸二日食事回数が普段より断然多く,しかも酒抜きで食べてた所為か完全に〇ピ気味.
あとメガネ無しで居た時間が多かったから,ワリと慣れた(流石に夜間だと全然駄目だけど).


追記(後日情報で)

思い切り現場写真アップしてるヒトがいるんだけど,監督は主要俳優の名前や顔出し以外は OK と言ったといふ.良いのかぁそれ.

主要俳優には事前に方言の主な言い回しの入った CD が配られてたらしい.
6月20日は伊計島,21日は安部(トコロさんの沖縄 BASE の近所)の海岸でロケしてる.
引き続き那覇など県内でロケ継続中で,7月1には,云ってた通り王国村(玉泉洞)でやってたらしい.

あの和船は大船渡市大船渡町で建造して運搬したんだそうな.