昨日アレだけ痛い程の陽射しがあったのに,やはり今朝は涼し過ぎの状態.何か異常では?
沖縄(近海産)の魚が美味しくないと言われることが多いのは,実は魚の扱い方や調理方法に問題があるようだ.料理にしても本土各地のような豊富な種類があるわけではなく,汁物(塩茹で?),焼き物といった簡単なものが中心だ(ある意味ヨーロッパに近い^^;).
中国・台湾の影響があったことを考えると,中華料理が入ってかなりバリエーションが増えそうな気がするが,やはり近代まで保存・流通に問題があった所為か(海が近い割に),元々文化的に魚に愛着がなかったかだ(同じ値段で沢山食べられないから? *1 ).
でまあ,それなりの時期のそれなりに味のある魚をまともに扱って食べれば,ケッシテ美味しくないことはないのだが,ただでさえ美味しい類の魚は本土方面に輸送されるし,市場的に言っても県南部で流通することになる.あるいはそれなりの値段を出さなければ口にできない.
なので観光客が,テキトーな店でテキトーに安い料理を食べてみると,美味しくないことが多いということになるらしいのだ.しかし悪い評判が浸透しているのは事実として,提供する側にも改める努力が必要なのも確か.特に観光立県を目指しているんだから.
近海物には北国のように身の締まった魚種は殆どいないと思われるのだが,扱い方や調理法や味付けを工夫すれば良いし,ただでさえ美味しい種類の魚をもっと宣伝するべきだ.これからはその一つである「たまん」の時期ということで,刺身で食べてみたいけど,釣り人でなければ無理なのか?
刺身は魚によって向き不向きがあるが,醤油オンリーでなく,辛子醤油や特に南国では辛子味噌やポン酢などの食べ方もある.あまり味の濃くない魚の場合は中国醤や韓国醤の類を使うのも手だ.
*1:安い肉に比べると最低でも軽く 2,3 倍の値段だし,上級肉並みの値段になることが多い.毎週チラシに踊るのはさんまの解凍ものだ.