建設現場などでの発見のニュースはワリと多く見聞きする.しかし現実に爆発する可能性が有るって意識は低かったんで,恐怖を新たにした.
まずは爆発事故のニュースが有って,何事(普通思うのは花火とか化学薬品プラント)かと思ったんやけど,実は道路(水道管敷設)工事中の不発弾接触だった.
過去にも大きな事故は有る. http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-139867-storytopic-1.html
かなり広範囲に被害は及び,周辺の建物のガラスも割れたりしてる.『現場には直径約五メートルの穴が開いた。土砂などが約二百メートル四方に飛び散っている。』というので,かなり大型の爆弾なのではと思った(地下2メートル弱あたりだったらしいが,重機で掘ってて重傷).
続報によると信管を調べた結果完全な特定はできないものの,米国製250キロ(クラスの)爆弾らしい.
工事を発注した糸満市の上原裕常市長は同日午後、市役所内で会見し、事前に磁気探査を実施しなかったことについて、「工事地の70%が岩盤地帯で、不発弾が発見されることを想定していなかった」と説明した。
この事故を受けて今後は磁気探査を行なう方針に転換するという.
これまで国と県の公共工事では磁気探査が実施されていたが,市町村について(ましてや民間)は経費の問題から行なわれない場合が多いそうだ.また不発弾の処理費用も自治体の半額負担となっていた(来年度から全額国費負担).
全ての不発弾を処理するには,さらに80年から100年かかるらしい(全不発弾の約4割しか処理されていない).つまり街中の道路工事や,住宅の建築現場で重機を使ってて,その側をたまたま通りがかった瞬間に爆発に巻き込まれないとも限らないんだ.重機好きのオレとしては,改めて用心しなきゃと思った.