何でこんな DVD 持ってるんだろう(笑) 竹中さんのお勧めだったのかも.
ちょい前見た映画が Blow Out (パンクさせる).一方この Blow Up は,「引き伸ばす、拡大する」って意味なんだな.
にしても昔は洋画の公開タイトルが酷かった.程ほどの邦画タイトルでも,とにかく原題を括弧書きで表示して貰いたい.そうでないと,いきなり製作者の意図を完全に無視してることになるぢゃんか.にしてもどこを引っ張れば「欲望」になんだかな.
これまたとあるサイトの解説が酷いウソ.
冒頭フランス映画かと思ったけど,舞台はイギリスだった.
ある女の存在証明 (1982) は見てんだよな.しかしこの作品は最初から最後まで軸が良く分からず,中心になる人物が結局主人公ただ一人だけ.謎があって絡みが生まれて,それを追って発展するとかってパターンが一切ない.結構雑用が描写されて,雑多な登場人物はあるんだけど,本筋とは一切関係無い.
あと極端にセリフが少ないかな.たまに普通の会話のシーンが挟まるけど,モノローグもナレーションも無い無言のシーンが多い.謎解きのために現像した写真を観察してるとこ,さらに拡大するって一連の作業の部分にセリフが全く無い.協力者とか語り部役とかもない.
近頃見ないタイプの作品だな.
挙句「謎の女」と二度と接触することもなく,死体は消えちまうし,結局何があったのか分からないまま終了って,何ぢゃそりゃ?
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/10/08
- メディア: DVD
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