最初に見たのはまだ横浜に居た時分で(「キジムナー」くらいしか知らなかったし),習慣や言葉の違いを感じる部分が多かったけど,何となく暖かい雰囲気は伝わった.沖縄という一種独特の土地柄も有るのだけど,何となく昔の子供や家族の姿の懐かしさっていうのか.
沖縄に来て色々な生活習慣を多少は知るようになって改めて見たら,ナルホドと思える箇所が随所に有って,ある意味ドキュメンタリー映画的な側面も有るのかなと感じた.何たって名護西線のバスが使われてたりするから凄く身近に感じるし,ひょっとして今は廃線になった路線も使ってるかも知れない.日本全国的に徐々に均一化が進んで,旧来の習慣は次第に薄れつつあるのだけれど,島国の中の島国たる沖縄は比較的そのペースが遅い場所なのだろうと.
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ちなみに昨日限りで関西の「三木鉄道」と長崎の「島原鉄道」が廃線となった.そういうローカル線が減ってゆくのも寂しいものだ.バスにだって違いがあるだろと言われりゃそうだけど,やっぱ鉄道の方が情緒が有るような気がするから.