去年の前半だったかトイレで蜘蛛を発見した.ゴマ粒の半分程の胴に,目に見えるギリギリくらいの細さのウブ毛の様な脚.広げたところで全体が1センチにも満たない.そんなのがユニット底部の角に居た.度々見かけてるけど,大きさは同じに見える(つか小さ過ぎて区別がつかないだけか).
脚を縮めていると,チリと見紛うばかり.住み着いているのか出入りしてるのかも定かでないが,居心地が良いともエサになりそうなものが豊富とも思えず.いったい何を好んでか.クモと言うと,たいてい軒下や天井付近に巣を張りそうなものなのに,そやつは角下のユニット接合部分の窪んだ所に,これまた小さい巣を作ってたことがある.しかし巣とは関係なく,底部の周辺にじっとしているのを見ることの方が多くて,エネルギー消費を抑える戦略に見える.
ここ暫らく見かけなかったが,今日久々にヤツを見つけた.去年2回トイレを丸洗いしてるんで,同じ個体でない可能性が高いと思うが,またしても何を好んでか.今日も巣を設置しないままにウロウロしてた.それにしてもあんな場所で暮らして行けるとは,何ともエネルギー効率の良いこと.羨ましい限りだ.