書き残した感想を色々.
- 支度の分業体制
衣装,メイク,カツラ(ヘア)に分かれてる.時間帯も時間帯だし人によってテンションも相当違うけど,それがまた様々で面白い.夜中でも昼間でもやったら話し掛けるメイクさんとか,昼間無言でいきなり近寄ってきてカツラの髪を直す人とか.
- 最初は気になるかもね
衣装は何時洗ったか日干ししたんだろうって最初は気になった(前に書いたけど,フンドシは毎回洗ってるけど).戻っても酷く濡れてるのは別にして,多少濡れたヤツはそのまんま.ましかし使いまわしの柔道着とか,剣道の防具みたく臭ったりはしてないんで,オレは直ぐに気にならなくなったけど.潔癖症な人は無理かもね.
正月を挟んで洗濯してるか?って気もしたけど,ツナガリ(外見が綺麗になっちゃ不自然)があるからそんなことしないよなきっと.
- 慣れないので不自由なこと
腰蓑の実用性って何? 座り難いし.
カツラを付けてしまふと,バスだろうが何処だろうと,後頭部が邪魔になって寝れない.横向きになればって思うけど,それはそれでズレたりするんで気を使う.
- 事件は現場で起きているんだ
スタッフが持ってる台本が思ってた程分厚くない.
セリフにしろ撮り方にしろ殆ど現場で決まる.メイン俳優のセリフは脚本に有るけど(考えたら脚本てのはアクマでも二次元的なモノで,それを補完してるのは読み手のアタマだ),その他の動きやセリフは手書きメモレベルで逐次追加される.現場でスタッフ(AD?)さんたちが指導.エキストラの配置と動きを担当するスタッフ数人と,セリフがある場合に演技指導をする担当(助監督?),言葉の(方言)指導の担当が居る.
驚いたのは,撮影,照明,音声クルーの移動の素早さ.殆ど声のやりとりもなくパパッと移動してササッと撤収する繰り返し.
あと,シーンの設定はかなぁーりその場で変わる.例えばカメラの方向にしてもそうだし,実際に人を動かしてみてから,固めて行くし.そうやりながら次のシーンの監督の指示も口頭でダダダダって(笑)
- 無精ヒゲ
一応要望に有って,年明けは本気モードで行くつもりで,生まれて初めて(多少カットしつつ)ヒゲを伸ばしたままにしてたんだ.でも昔から分ってたんだけど,綺麗に生え揃わなくてムラはできるしクセッ毛(向きが歪んでたり曲がってたり)で,メチャクチャ見た目が悪い.
- プロのエキストラが成り立つか?
最低一日5000円で月20日あればギリ可能かも.2食は出るし,交通費が不要なら,その日の出費はほぼ0なワケで.