調査して発表するんは結構なんやけど，どないして調べたん？って相変わらず素朴な疑問．これまでの正業がエエ加減やし，「調査」も自前の適当な「見込み」ちゃうのんって普通思うやろ．そのあたり各メディアがもう少し突っ込まんかなぁ．ほんま消化不良やでぇ．
年金保険料、職員の横領が３億4000万円に・社保庁と市町村
社会保険庁は3日、同庁と市町村の職員による年金保険料などの横領が99件あり、総額約3億4300万円に上るとの調査結果をまとめた。社保庁が総務省の年金記録問題検証委員会に報告した。横領金の弁済などが不明なケースがあり、委員会ではさらに詳細を調査する方針だ。
社保庁が全国の社会保険事務局を通じて調査した結果、9月3日時点で社保庁職員による国民年金や厚生年金、健康保険の給付費や保険料などの横領件数は50件、横領総額は約1億4200万円だった。
やった本人がいちいち記録してて，それを申告しない限り全容は分らないんぢゃ(そんなん有り得へんやろ)？ まさか申告したら罪を問わないとでも？ おまけに調べた範囲は公訴時効内だけとか言うんやろしな．
そして肝心なんは，それだけはっきり掴めたんなら，刑事訴追を含めて実行犯をどう処罰・処分した(する)かってことや．そのあたりも各メディアがもう少し突っ込まんかなぁ．イライラするぅー．
追記
なるほど．とりあえず内部的に「判明」した事案だけ積み上げた結果なんだな．
年金の横領、３億４千万円 社保庁・市町村で９９件
社会保険庁は３日、１９６２年の発足以来、職員による年金保険料や給付などの横領が判明したケースが５０件あり、横領金額は１億４１９７万円だったと発表した。市区町村職員の国民年金保険料の横領は４９件、２億７７万円。両者で９９件、３億４２７４万円に達した。また、過去の未納保険料をさかのぼって支払える「特例納付」では、市区町村職員が社保庁の代わりに保険料を受け取っていた自治体が少なくとも８０〜９０カ所あった。領収書を本人に渡していないケースなども見られた。
(略)
５０件のうち社保庁が自発的に公表したのは２４件のみ。報道による発覚を除く１８件はこれまで明らかにしてこなかった。刑事告発したのも２７件にとどまり、１５件については警察にも相談しないまま告発を見送っていた。同庁職員課は「なぜ告発しなかったのか当時の資料に記述がなく、理由はわからない」としている。
要するに，過去に「バレ」てる件だけやし(そんなん氷山の一角やろ？)，ロクに刑事告発もしてないしと．
