先週末に本部(もとぶ)の初ガツオの記事が載っていたけど,去年のブログをちらっと見た感じでは,1週間ほど早い様だ(不確かです).でも何ーんか平年ほど気温が上がらない日が多いと感じるのは,ゼッタイ気のせいではないと思う.
寒い時期にシナモンに手を出しがちなのは,理に叶ったことなんだな.
1.ケイヒは古代エジプトで、ミイラの防腐剤として使用された。
2.正倉院の種々薬帳に「桂心」の名で出ている。
3.日本では肉桂の細根を少量、赤い紙で束ね、縁日で売られていた。
4.葉柄(葉の其の部分)を桂葉柄として精油の製造に使用される事もある。
5.ケイヒの別名は「玉樹」「官桂」「陰香」「牡桂」「菌桂」。
6.肉桂の種類はニッケイ、ヤブニッケイ、マルバニッケイの3種類が日本にある。
7.日本には年間約1000〜1500トンのケイヒが輸入されている。
8.ジテルペン類は日本の肉桂とジャワケイヒでは検出されてない。
9.タンニン類には血中尿素類の低下作用がある。
10.薬理は(1)血行を良くし体内を温める。(2)肝気・のぼせ・奔豚を鎮める。(3)自汗・悪寒・頭痛を治める。(4)身体痛(特に骨折痛)・胸腹痛・心痛・腹痛を治す。(5)呼吸器系及び皮膚の機能を整える。(6)解熱作用。(7)胃腸の機能を整える。
11.広南ケイヒではシナムアルデヒド(約1%)は多い。(鎮静作用を持つ)
12.中枢抑制作用がある。
13.麻酔作用もある。
他に抗酸化作用,血圧降下作用等もあって,昔から漢方薬で多用される万能アイテムなんだな.さらにある種の糖尿病にも効果がある「カモシレナイ」という話がある.