「やらせ質問」が問題化した政府のタウンミーティング(TM)で、06年度までに合計19億9094万円の運営経費が支出されていたことが17日、政府が閣議決定した答弁書でわかった。小宮山泰子衆院議員(民主)の質問主意書に対する答弁で、質問内容を示した事前の発言依頼は「今後、一切行わない」と明記した。
答弁書によると、経費として支出されたのは、01年度9億3933万円、02年度1億9341万円、03年度2億9711万円、04年度2億4219万円、05年度2億9554万円、06年度2336万円。
「やらせ」については「特定の方に発言案としての文書をお示ししていたという、一部運営上の行き過ぎた行為」と明記。ただ、質問案文と質問者を事前に用意するためのマニュアルは「存在しない」とした。
ここまで大掛かりにやっていたとは,いやはや.組織的なのはともかく,こういうことを色々日常的に業務として行なっているんだろうねぇ.それ自体極道なんだけど,実行するために相当な予算も執行しているわけだし.これで誰もお咎めなしってことになるなら,流石再チャレンジ推進である.