2006-11-14 確かに思えない 社会 国民が「いざなぎ越え」景気を実感できない理由 10月12日に発表された月例経済報告で、景気の基調判断は「回復」とされた。これで、2002年2月に始まった景気拡大が57カ月連続となり、戦後最長のいざなぎ景気(1965〜70年)と並んだ。おそらく11月の報告でも、景気回復という判断が示されることは確実で、いざなぎ景気を上まわる景気拡大となることは間違いない。 いざなぎ景気の当時は、乗用車(カー)、クーラー、カラーテレビが、「3C」あるいは「新三種の神器」と呼ばれ爆発的に普及。国中が活況に沸いていた。