日本では臓器提供を行なう場合,血縁者の範囲を法律で制限している.しかし実運用上は確認する手段は特に規定もなく,申告に頼っているのが現状だと言う.本人(姓名)確認くらい公的文書(運転免許証とか)でやるのが当然と思うのだが,善意の親類をわざわざ詮索せずというところらしい.
一方で写真もない健康保険証が,ある種の公的本人証明の根拠とされているのだけど,このあたり何か一本化しないとまずい時代になりつつあるのではないかって気がする.ネットの世界では,サイト証明の仕組みが有るわけだけど,改めて自分が誰なのかを客観的に証明しろと言われたら,何が有効なんだ?ってことになる.