海兵隊のグァム島移駐が始まらないうちに，あらたな兵員増強が始まってしまうわけだ．施設・住宅の整備費を要求しないのは，流石に配慮していると言えるのだろうか？
【東京】政府は２０日午前、在日米軍再編合意に基づき、米国が地対空誘導弾パトリオット・ミサイル（ＰＡＣ３）を米軍嘉手納基地と嘉手納弾薬庫地区に配備すると発表した。１９日、米側が嘉手納配備を政府に通告した。８月以降、兵員６００人と家族９００人の移駐を開始し、９月以降に装備を移転。１２月末までに一部運用を開始し、来年３月ごろに本格運用に入る。ＰＡＣ３の配備について政府は「在沖米軍が有する抑止力が確実に維持されることとなり、沖縄をはじめわが国の安全に資する」としている。
嘉手納町など周辺自治体はＰＡＣ３配備に反対しているが、政府は「ミサイル防衛の重要なシステムであり、反対があるから（配備を）やめるというものではない」とし、最終的に地元自治体の了解が得られなくても配備を進める方針だ。
ちなみに，たぶん去年の初めの頃からだと思うが，嘉手納ロータリーの中をスルッと丸ごと再開発にとりかかっていて，最初の下見の時にバスから眺めたけど，既存の建物は数棟ほどしか残っていなかった．ポッカリと空間が開き，荒地と廃墟が残るその様子は，まるで戦災の跡の様な不吉な印象があった．
今頃は既に整地されて新しい建物を続々建設中なんだろうと思うが，どうせなら公園として整備した方が，閉塞感が薄れて良いと思うのだが．
