感謝デーなんで「オリーブ」行こかと思ってたのだが，寒くてまた出る気力失いかけ．半端な物喰ってると精神的にも肉体的にもまぢで dark side に落ちるぞと，シャワー浴びる．こーなったらアヒル汁だ．
クサヤや昆虫系を別にすれば好き嫌いは殆ど無い．アヒルと言われても別段気にはならないのだが，とかくＴＶ等で「アヒルなんてぇ」てな扱い方されるし，それはさて置きいささかお高いのでスルーし続けてた．しかしこちらでは昔から寒い時期には滋養強壮に良いとされてるし，この際いっぺん喰っとけと．
そもそも「ナチョーラ」(アヒル汁以外でこのナチョーラが関わる料理って見たたことが無い)て何だろと改めて調べたら，海人草(カイニンソウ)って海藻のことんなだそーで．元々は煎じ薬(とても苦くて不味いらしい)として虫下に利用していたとか．それがどーして結び付いたのかは不明．
それからアヒルはアヒルでも中国から入った「観音アヒル」(バリケン種)って種類らしいんだな．こいつは何故か喘息に良いとされてる．
１年半ちょい振り．１３ｈ５０手前のフロアと座敷ほぼテーブル埋まってる感じ．今迄は当初から禁煙だった北側の座敷に毎度上がってたけど，そっちは無人．寒そうだし１卓だけ空いてるフロアのテーブル(２個並びの)にする．おばさんお茶持ってきてしばしメニューチェック(大型のメニュー本変わった様子無いが，他にバインダー置いてある)．黒毛和牛のセット各２９８０円てのは結構良いお値段(「ぬちぐすい」もっと安かった気が)．
アヒル汁注文するとヨモギかニガナか菜っ葉かと聞かれる．いまいち何のことか分からぬまま少し考えてニガナと云っておく．ポットのお茶お代わりするとヌルくて残念．新聞無いし腹減ってるんで余計に待つの長く感じるが，若干半端な時間ながらタイミング悪かったらしい．裏に水車なんか回ってたんだな水流れてて寒々しい．
姉さんお盆運んで来る．箸入れが隣のテーブルに有るんで，４角の黒プラ箸取り出して渡してくれる．おっと忘れるとこでクーポン渡す．おから小鉢(ニンジンと黒くて細長いやつ海藻？ここのはボロボロしてて食べ難く薄味)，刻み菜っ葉の白和え小皿，大根とニンジンのなます(ちと甘目)小鉢，どんぶり飯(粟入り幸い控え目な量)，和風黒地の陶製どんぶり，白の丸いプラ器とえんじ色のプラれんげ．
スープはゴクゴクあっさりでそば用のベースなのかって感じ(ご飯のおかずにはちと味弱い)．上にニガナまとめて乗っててコンニャク，ニンジン，薄緑の半透明の変なの何かと思ったら恐らく昆布に肉ゴロゴロ．だいたい１.５センチ角程のぶつ切りになったのが結構たっぷり入ってる．かなり煮詰まってて汁の色になってる所為もあるかも知れねが，柔らかくてまぁ想像通りいたって普通の鶏肉だ．
あまり濃い味は好きではないにしても，薄味の物ばかりでちと物足りね感じしつつ何とかご飯口に運ぶ．いちいち肉に丸いのやら切片の骨が付いてて，これには多少イラッとさせられる．
アヒルはアヒルつか別段何てことなく完食．適量．ただこれで１２５０円てのはちとどーかなぁと首を傾げる*1．ジュース飲んで出る．ご飯や汁の変更や単品の定食化とか出来たんだな(しかし定食化＋２００円で何故か単品化は−１５０円ｗ)．食べた後特に体に変調感じず．
*1: 高目なんで「豚中味汁」喰ってねけど，他の汁物系もこんな感じなのかな．
