我慢出来ん程喰い足りねワケでもないのだが，何つかイマイチすっきりしないまま，ふとこの店の前で立ち止まる．思えばこの店どーも入るきっかけ無いまま随分(後で調べたら最後から２年以上！)経ってるんで，(半ば無理矢理)この際久々に再チェックしとくかと．
店前で写真撮り入ろうとすると親子３人連れ出て来て避ける．１２ｈ１５．昔の記憶と下駄箱の位置変わってる気が．入ると先客バラッバラな４卓有る床の間座敷窓側小卓に１組，これまたまちまちのソファー３席の洋間の表側に１組．残りの一番小さいテーブル和室の丸卓なんだが，位置的に微妙なんで手前角のテーブルにする．周辺の雑貨多少変わってる気がするけど席はこんなだったか．
卓上のプラケース入りメニュー見ると，「かけそば」(４００円で具なしてのも難だなぁ)以前無かった気がする以外一見変わってない感じ*1．いきなりで以前何度来てて何食べたか「じゃじゃまる麺」以外記憶に定かぢゃ無いものの，流石にかけぢゃつまらねし再チェックにもならねだろと，次に安い「こまるそば」注文．
お馴染み手元が赤い竹箸，ラベルの取れたコーレーグースの小瓶，S&B 七味，紙ナプキン，まさかの透明プラの灰皿かと思っちまったのは水差しの敷物で紅しょうが入れ置いてない．隣の小部屋の引き戸(障子じゃなくて何て呼ぶんだ？)，ガラスのマス目にズラッと昭和(初期？)レトロなサザエさんの本飾ってある．前もそーだっけか？
特徴有り過ぎで見覚えのある変形どんぶり出て来る．スープ脂粒がキラキラ浮いてる薄味の醤油ラーメンぽい色(ここは店のテーストと違い昔ながらの中華そば風ぢゃない)．スープ殆ど覚が無く，あーここもこんなユニークだったけかなぁｗ．
幅細目やや縮れの平麺，茹で加減コシ有る方．具は真っ白の丸島カマ薄切り２枚，３ｘ３位の皮付き三枚肉(ややしっかり味)２枚に刻み極細ねぎ多目．紅しょうが無いんで中盤とうがらし掛ける．油断して入れたら珍しく結構辛い．
紅しょうが確かにこのスープにゃ合わなそうだが，だったら七味より胡椒，コーレーグースよりニンニク合いそな気も(店の古風な佇まいとは反対に，やっぱ沖縄そばのスープとしちゃ斬新だよなぁ)．
麺不揃いでかなり絡んだとこ入ってて，自家製麺になったのかと思っちまったが，出掛けに確認したら製麺屋だった．
*1: 三枚肉が「こまるそば」の名前で１サイズになり，ソーキ無くなってた．
