県内の養殖業者はかつて50社あまり有ったのが今では2社のみで,イオン系で取り扱ってる金武の養殖ウナギはその一つなんだそーで.結構有名になってるけど,無投薬に拘ってるとか.
多分近年の薬をバンバン打ち込んでる鰻の方が脂乗ってんぢゃねーか(その味にすっかり慣らされてる)って気がするけど,自然に近い味を味わえて安全ってことは確かだろう(子供の頃初めて喰ったのは,夏休みに久住の山間部の川で親戚のオジサンが採ったもので,以来しばらく鰻は山に居ると思ってた).
従ってそれなりに高いのは致し方ないと納得できるものの,今のオレ的にはそうそう買えないだに.来年の誕生日にでも買うか.いや土用の丑の日の後かな.
にしても鰻養業者がそんだけ減ったってことは,そんだけ年中手間暇(細かい気遣い)が必要でウチナンチュ向きぢゃなかったってことかな(笑).まぁ稚魚の高騰てなハナシも有ったけど.
うなぎと云へば静岡ってイメージなんだけど,もう昔のハナシで生産地が南下してるのが見て取れる(軽く探したらちょい旧いデータだけど).
養殖業生産統計 H18
1位-鹿児島 6980トン(前年比6%減)
2位-愛知 6886トン(前年比18%増)
3位-宮崎 3137トン(前年比11%増)
4位-静岡 1426トン(前年比13%減)
5位-高知 604トン(前年比59%増)
今後県南の基地返還後の跡地利用が問題になるだろうけど,食糧自給の観点からも無理に下手な箱物作って採算取れず撤退てなパターンを繰り返すくらいなら,ウナギに限らず大規模な養殖拠点でも作る方が余程良いんぢゃね?
同じ補助金だか交付金だか使うにしても,海や山を削りまくるより全然良いと思ふが.特に沖縄では海洋域の養殖場確保は自然条件から難しいらしいし,新しい産業として期待される陸上養殖これは是非やるべき.