ここでのポイントまず一つは自衛隊が「対象外」としてるってこと．この根拠は法律ではなくて通達だってコトなんだけど，自衛隊が処理できるのは大戦中に使用された爆発物に限られるての知らない人多いんぢゃなかろーか．
ふだん掘って出て来る９９．８９％くらいは該当するだろーから全部片付けてると思ってたけど実は違うんだな．そこで何でソンな線引きすんだよアホかと怒っちゃイカン．処理や訓練の実績も無い型を，ブッツケ本番で片付けるのは映画の中だけっちゅうコトだ．通達云々はともかくそりゃ筋が通ってる．
不発弾 民家に５カ月放置 ６４年米国製
陸自「処理対象外」 警察・行政 手続き滞る
本島中部の民家敷地内で、１９６４年米国製の信管付き対戦車りゅう弾が不発弾処理されないままになっている。沖縄戦で使われたものではないため、陸上自衛隊の「処理の対象外」。警察内部からは「最終的に米国製不発弾は米軍が処理すべきだ」との声が上がるが、公式文書では要請していない。国（沖縄総合事務局）は事態を把握しておらず、民家のある自治体は警察の動きを注視する。処理が実現しないまま約５カ月がたつ。（平島夏実、上地一姫）
警察によると、不発弾は長さ約７０センチ、直径約１０センチの６４年米国製対戦車りゅう弾。２００９年１１月９日、民家の女性（７３）の知人が警察に通報。要請を受けた陸上自衛隊がその日に現場に駆けつけたが、土のうを積んで安全対策は取ったものの、不発弾処理は「対象外」と断念したという。
ちゅうワケでこのよーな対象の場合，自衛隊つか日本の組織はどこも手を出せねーから宙に浮いちまうことになってるのが現状．てこた米軍に引き取らせる以外にないてのが明白なのに，チャッチャと片付けさせる段取りが確立されてない．
日本が国外交ルートでお願いして片付けて頂かなきゃなんねー筋合いのコトぢゃねーと思うすけどコレ．単純にとっとと持って行かんかいボケって(液体窒素漬けにでもして宅配便で最寄の米軍基地に送ってあげればよろしかろう)．
本島中部の民家敷地内で、信管付き米国製対戦車りゅう弾が処理されないままになっている問題で、米軍が県警からの引き取り要請に対し、２度断っていたことが９日、分かった。理由は明らかにしなかったという。同日午前、県警幹部が明らかにした。
県警は昨年１１月、米軍側に対し電話で引き取りを要請。理由を明らかにしないまま断られたため、同１２月に文書であらためて要請したが、米軍側が受け取らなかったという。
憤りを感じることは多いけど，これには情けなくなった．
追記
米側の今後は自衛隊主導にて対応すべきてな思し召しによって，結局自衛隊が処理にあたることに．戦後使用の爆発物の処理対応も，自衛隊の責務となる旨改めて通達される．技術的に時代遅れとならないってコトでは一定の意味は認めるけど．
しっかし渡世の仁義(一宿一飯の恩義)なんぞヤンキーには無ぇんだな．
