オレのアンテナが向いてなかったんで,こんな行事が有ったなんて全く知らず.元々新聞はとってなくて余程のことがない限り買わなかったし(中でもスポーツ新聞てのは買った記憶が無いナ),雑誌にしても自分では新聞代わりにと AERA や Newsweek を買ってたくらいで,他は殆ど買ったことなし.それらも2004年の春を限りに収入の都合で全廃.
「文春きいちご賞」 とか 「蛇いちご賞」(スポーツ報知) なんつのが出来てたんだな.どっちもゴールデンラズベリー賞の真似で,共に2004年度公開作品からってとこも同じ.スタートは共謀してる感が有る.
近年大コケってウワサの邦画(劇場で見てないけど).
地方には映画館も無くなってる現実なワケで,人口集中地域でドッカンてゆぅ一発狙い的な仕掛け方,そうならざるを得ないのかも知れないけど,先々のこと考えると皆不幸な気がする.
CASSHERN (2004) これはたまたま TV で見た.設定と独特の映像感覚がどうも馴染めず.何故今?てのとアニメの方が良かったんぢゃって.
ラフ ROUGH (2006) 大人が見るドラマぢゃないだろし,アイドル役者据えても,好みが有るワケで.
ワルボロ (2007) 聞いたこともなかったけど,「ビーバップ」(狙い)のようなもの?
包帯クラブ (2007) 非・バランス (2000) とか 贅沢な骨 (2001) なんかのイメージ?
銀幕版 スシ王子 (2008) ドラマは深夜枠の B 級テイスト,それはそれで良かったと思う.けど広い層が集まる映画ぢゃないだろに,風呂敷広げ過ぎたんぢゃって想像.
山のあなた 徳市の恋 (2008) Story が(ツヨシもだけど)地味だよね.広い層が集まる映画ぢゃないだろに.リメイクにして全く同じ構図で撮るってのは実験的なんだろうけど.
ここんとこの状況を見ると,確かに一時期邦画が売れたんだけど(2006 年は邦画の興収が21年ぶりとかで洋画を抜いたらしく),とりあえず人気アイドルをキャストして多少金かければ当たるんぢゃね,って感覚は通用しなくなってる雰囲気でしょ? 仮にそんなんで売れたとしてもさ,俳優陣の層のキープは必要なんだし,長い目でみるとバックの層がキープできなくなったら,ますます映画として成立し難くなりまっせ.