そう言えば,昔新潟あたりに行くと旅館街の路地の中央から温水が染み出る融雪装置ってのを良く目にした.除雪車が入り難い細い道には確かに必要だろう.そういう所には普通に設置されるものだと思っていた.
しかし今日の報道番組で,融雪装置の設置だけでは補助金が得られないという話(当時は建設省か?)があった.元々これは豪雪地帯の住民の生活の質の向上を目的として定められた制度の一環らしいが,すげー不思議な運用を考えるもんだねぇ(西武あたりが働きかけた結果なのか?).でとある豪雪地域でこの制度を利用したスキー場が利用されないまま放置されてると言うんで,国土交通省は補助金の返還を求めるかどうか調査に入るとのこと.そもそもやったこと(変な制約付きの制度)がオカシかったと思わんのかね?
このところ自分達(中央)のやったことは棚上げにして,地方を切り捨て続ける態度が目に余ると思うけど.