歴史的文化的文学的な知識は殆ど無いので,どなたかがツッコンデくれると尾も白いところだが...
香港映画を見るようになって,名前に「阿」を付けるのが一種の愛称(親しさを示す)であることを知った.XX「ちゃん」てなところか.
そこからの連想で,昔教科書にあった「阿Q正伝」の「阿Q」は何だったんやろ?ということになる.姓名不詳ということなんだろうが,「Q ちゃん」か名無しのゴンベイに近いものかと推測する.さらに「出雲の阿国」の「阿国」について.これも「クニ」に中国の習慣が伝わったか誤用された結果「阿」が付いたのではないかと想像する.
後にというか,時代劇や近代もので良く耳にするのは,名前に「お」を付けるパターン(お菊とか,おしんとか)だが,これは「阿」が転化したものなんじゃないかと思う.
そんなこんなで最近ちょっと気になるのが,韓国では名前の後に「ア」を付ける呼び方するのか?ということ.映画の説明文で役名表示が違ってたことから思ったことなんだけど,ハングルは読めないし,漢字表記はほぼ皆無なので事実は全く分らない.