観察逃れのための法人変更ができるとなると,まずいわなぁ.
オウム真理教(アーレフに改称)の上祐史浩代表(43)が、脱会して新教団を設立する準備を進めていることが公安当局の調べで2日、分かった。設立時期は7月との観測が浮上しているが、約1650人とされる信徒のうち何人が新教団に移るかは不透明だという。
公安当局は、新教団の設立は観察処分を免れ、教団としての生き残りを図るためとみている。
(中略)
新教団は、東京都世田谷区や千葉県船橋市の施設など、これまで上祐派が確保しているとみられてきた場所を拠点にするとみられる。公安審査委員会は今年1月、教団への観察処分を更新。次の期限は09年となる。
教団は00年7月、地下鉄サリンなど各事件の被害者に対し、05年6月末までに9億6000万円を支払うことで管財人と合意した。だが、期限までの賠償額は約5億6000万円にとどまり、約4億円が未払いとなった。このため昨年9月、賠償期間が3年間延長されている。新教団の設立は、賠償問題にも影響を及ぼす可能性がある。
上祐代表は95年の地下鉄サリン事件などが起きた後、教団のスポークスマンを務めた。同年、偽証などの罪で逮捕、起訴され、99年末に刑期を満了して出所。教団に復帰した。
いまだに信者が残っている(集まる)てのが,信じガタイ.このところ宗教団体がらみの騒動が目立たないけど(なくなっていることは無いだろうし),景気が回復したり高齢化が進んだりしていくと,また起きるんだろうな.