「鉄腕DASH」で和傘作るのを見たけど,実に細かい作業が必要なのを知った.何時頃から和傘が出来たのか見落としたけど,その前は多分蓑に編み笠だったワケだろう.
でどーやら昔から分業体制で作られていたようだ.浪人が長屋で傘貼りするシーンが時代劇ではお馴染だけど(ホントにそんなことしてたのか?),アレは紙を貼る工程(以降?)だけが担当なんだな.
で傘骨を集める48個の刻みを入れた一見歯車みたいな円筒形のパーツ(名前忘れた)が上下に二つあるんだけど,今では作ってるトコロが日本に(国外なんぞに有るわきゃねぇし)一箇所しかないそうな.感心したんは和傘の「弾き」って二段階になってんだな.先人の知恵素晴らし過ぎ.近代の傘に何故そーゆー工夫無んだろう?
1本欲しくなったけど,高いんだろうな.つかウチナンチュに傘はご法度でやんす.
傘―和傘・パラソル・アンブレラ (INAX booklet)
- 作者: 郡司正勝,田中淡,服部幸雄,深井晃子,山田勝,住友和子編集室,村松寿満子,吉村明彦
- 出版社/メーカー: INAXo
- 発売日: 1995/09/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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確かに今時街中に傘屋なんてねぇご時世.あったとしても和傘なんて売ってるのは京都か赤坂,月島あたり? 調べたら何と Amazon で和傘売ってる.7千円から2万6千円てな値段.当然手作りだろうし,あの手間を考えたら仕方無いねぇ.