候補者通知の発送が始まってる.それに対して,一般人として人を裁く役割に参加したくないという,参加拒否の表明を行う人も出ている(候補者になったこと自体公表してはいけない).
何たって今のところ刑事事件だけが対象だ.
今迄特に取り上げられて無いと思うけど,ヨクヨク考えたら裁判員は提示された証拠をじっくり見る必要に迫られるはずだ.
それが殺人や暴行,監禁,虐待といったケースなら,かなり悲惨というか相当血なまぐさい写真を目にすることになるんぢゃ? ビデオや録音とかも有り得るだろうし,ちょっと分からないけどそれ以外にもあるかも知れない.
その辺り果たしてどうなんだ? 考慮されてんだろうか.一般人だから見ないで判断で良しってことにはならんだろう.確かに今迄も傍聴者はそういう証拠に接してきてるワケだけど,それは希望したか必要があって傍聴を選択した上でのこと.それに目の前につきつけられることは少ないんぢゃないか.
AI のデータから合成した,3次元イメージを利用しようってな考えもあるみたいだ.でもそれは外部から見えない(検視では分からなかった)状態,つまり解剖した状態に関わる情報提供手段なんだけど,見た目の写真に代わるものではないだろうし.
量刑を決めるに当たって,行為の異常さ,残忍さ,狡猾さ等が左右するとなると(或いは情状酌量の余地を発見することもあるかも知れないが),生の証拠を見聞きせずに済まされなくなると思うんだけど.