本土方面ではこのところ連日猛暑日(35℃を超える)が伝えられてるけど,沖縄方面は30℃をちょい出る程度.ここ数日なんかラ族にとっては,(昨日は夜中から25℃台だけど,無風でやっぱり)汗ばんでる体に起抜けの空気は若干冷たく感じるくらい.しかしそれにしても,ちょい前の壮絶な寝苦しさがウソみたいだ.
でちゃちゃっと調べてみても,沖縄方面の「暑さ」関連のニュース(よくある「この夏一番の暑さを記録」)が見当たらなかった.見つかったのは,「22日の最高気温は那覇で33・2度」(先月の記事)くらいだ.
で気象庁の統計値を調べてみたら,'74 の記録開始以来で最高気温が35℃以上となったのは,何と'90 の35.1℃(これも7月)ただ一度だけ! それ以外は34℃台の前半まで(極端な言い方すると,7,8月の間はほぼ毎日30℃以上にはなるんだけど).ただしコレは日中の最高気温のことであって,夜の寝苦しさとはまた別のハナシ.
なワケでこの夏の本土の暑さが,どんだけー異常なのかが良く分る.しかしなー暑いからとエアコンを運転したまま寝る人が急増,しかもそのために長袖パジャマや腹巻が激売れって何かおかしいよ.とあるコンビニでは「おでん」が去年の倍売れてるとか.変なハナシだよなぁ.エアコンかけまくってたら,さらに熱放出増加で悪循環.
東京電力は原発停止の事情もあって,連日電力供給が綱渡り状態.先日水利差し止め処分を受けて運転停止中だった水力発電所を特例で緊急稼動させたりしてる.しっかしピーク需要に合わせての設備投資は効率が悪くリスクも有る(タコな CPU や OS の所為で近年電力需要は伸びる一方だし).おおざっぱな「省エネ」ってんぢゃなくて,徹底的な低電力化,低発熱化対策や電力需要の分散化しないとキリないですよ.