山原を舐めてはいけない．
今朝はそれほど暖かい様子は無かったけど，久々に天気はヨサゲだったんで，朝一でかねてから計画してた次のツーリング作戦を決行．ルートとしては，例によって Google maps で調べてあって，目の前の R58 -> R329 -> 沖縄高専の先から県道13 -> R329 に戻って -> 県道71 -> R58 と，ざっと一辺 １０Km くらいを周回して来るというコースを予定．距離的には前回の古宇利島ツアーと同じ位の行程だ．
R329 は多少の登りを心配したものの，割と新しい感じの国道だし，名桜大学やシークヮーサーの里に出掛けた経験から，何とかなるだろうと，このコース設定をした．ところがだっ．R329 に曲がった途端に登り，登り，延々と上り坂地獄．広くて立派な舗道はあるものの(金の無駄遣いだ)，歩行者なんか居るわけも無く，車以外には後ろから来たチャリのおとう一人と，反対側を走ってたロードレースの練習中らしい自転車一台だけだ．
でまた例によって漕ぐのをあきらめて自転車を押しながら歩いていたら，後ろからチャリの(おじいという程の歳ではないが，結構年配な)おとうが来て，声をかけてきた．ヘルメットにサイクルパンツ姿だが，自転車からしてもレーサーではない雰囲気．曰く「この道は６段変速なんかでは無理だよ」．話を聞くと，勤務先まで殆ど毎日チャリで通っているのだとか．言っちゃ悪いが，かなりの変わり者だ．その理由は聞かなかったが，交通費を浮かすにしても，半端な労力ぢゃーない．
自転車とその道(R329)の話をしつつ，息を切らしながら一緒に走り続けたのだが，R329 の登りはスタートからおよそ３Kmに及ぶ感じ．しかも道の勾配は過去サイアク．そうこうしつつ，道路脇の林の中からセミの鳴き声が聞こえてきてビックリした．
そのおとうとは沖縄高専の手前あたりで別れたが，それにしても元気な御仁が居るものだと関心した．でその後とんでもないことになったのだが，その話はまた次回に．
