渤海・黄海では漁獲され、食用に加工されている。ビゼンクラゲに比べて歯ごたえ等が悪く、価格が安い。特に傘の部分は表面がざらざらしている上に肉が薄い。 口腕の部分は、ビゼンクラゲには劣るものの歯ごたえがよく、食材として良く利用される。
近年、日本に輸入されるクラゲのかなりの部分をエチゼンクラゲが占めるようになった。これは、中国国内の活況でビゼンクラゲの需要が伸びていることもあるが、クラゲの質の善し悪しを知らない人が多いために、安いクラゲを仕入れて今までと同じ値段で客に出す中華料理店が増えているためとも考えられる。