動物が雌を引き寄せるのに使っているのは随分前から知っていたけど,蟻や蜂などが,情報交換のために幾つか異なるフェロモンを使い分けているってのは最近知った話.
動物は遺伝(DNA)的に異質な相手を選ぶというのも随分前から知っていた(ヒトにおいても当然同じはず).女性はフェロモンを通じて,遺伝的に遠い相手に好感を持つということを最近知った.「生理的に受付けられない」という言い方することがあるけど,それはあくまでも「感覚的」なもので,正に生理的(動物的?)に受付けられないのがフェロモンの方なのだ(だからお父さんは嫌われる).ちなみに昆虫や動物の場合はフェロモンを出す特定の器官があったりするんだけど,ヒトの場合にもそれって有るのだろうか(だったら何処に)?
色々な行事の際に何かを食べたりする習慣は,その時期に旬の食材であるのが普通だが,実は健康か子孫繁栄に配慮したのが元々の理由で,もっともらしい謂れは,実は殆ど後付けのように思う.殺菌効果のある菖蒲湯と柚子湯(体を温める効果やビタミンも)とかは典型的なものだ.でハマグリについても考えてみたら,実は不足しがちな鉄分やミネラルの補給が一番納得できる.
しかし「360個のハマグリ」ってのは,当時保存手段が無かったわけだから,当然何らかの加工をしたものだろう.佃煮ってとこか?