s0met1me◆JIRN.kBNd のやんばる名護パトロール隊(起承転々)2nd

沖縄本島北部はやんばる名護エリアでの由無し事をつらつらと.

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知らなかったよ「貝合わせ」

雛祭りに「はまぐり」という習慣,何故か全く初耳(初見)だった.この時期最盛期と言われるけど,元来旧暦の三月三日だから,今では市場の都合だろう.でハマグリと言や昔から桑名がだけど,桑名のは汽水域で採れる珍しいものなんだとか.現在では全国的に熊本との2箇所でしか無いらしい.

貝合わせって(トランプの神経衰弱みたいな女子の)遊びは知っていたけど,あれは単に描かれた絵のペアを合わせるだけかと思っていたけど,実は元々の2枚でないと物理的に貝が合わないとこがミソだったのだな.

「雛祭り」には貝はつきもので、一般的には「はまぐり」で、江戸(東京)では東京湾でとれた「はまぐり」をそなえる風習がありました。
なぜ「雛祭り」に貝をそなえるかというと昔から二枚貝は「姫様」(女の子)を意味していたからです。
貝類がこの時期に一番美味しくなると同時に、特に「はまぐり」は2枚の貝がぴったりと合い、他の貝殻とは合わないのです。
ここから、「女の美徳や幸せ」につながるとされたのです。(今の時代に通じるかどうかは別です。) 
この事から「はまぐり」は「夫婦和合」の象徴とされ、結婚式にも縁起物として出されています。 
昔、江戸では「嫁入り道具」として使われており、「貝桶」と呼ばれて、真っ先に新郎の家に運び込まれたのだそうです。
そして、この「貝桶」には、1年分(360個=旧暦1年の日数))のハマグリを入れてあり、通年の「夫婦和合」を祈ったと言われています。
このような事から、「雛祭り」にハマグリを食べる習慣ができてきたと考えられます。
なお、京都では「雛祭り」に「しじみの佃煮」を食べます。
これについては、琵琶湖が近くにあり、「瀬田しじみ」が容易に手に入った事で、この貝を食べるようになったのではないかと思われます。
しじみを食べるいわれについては、京都の人でも知らない人が多いようです。
京都中央市場で、何人かの仲買さんや荷受け会社の方に聞きましたが、確実なことはわかりませんでした。