昔から何となく「かるかん」と混同してしまうのだが,
もともとは中国南部で作られていた鶏卵糕(チーロンコウ)というカステラのような蒸し菓子であったが、沖縄の気候、原料に合わせてアレンジされ、明治時代に現在のような焼き菓子に変わり、素材も米の粉から小麦粉へと変化している。
元々は蒸し菓子であったというから,ひょっとしてこいつも琉球から鹿児島に伝わったものではないか?
一方「チンスコウ」と言う名前は,つい間違えてコを余計に付けてしまいそうになるのだが,今では「チンコスコウ」なるものが商品化されて,普通のものの10倍売り上げているのだとか.