昨日は2時から7時まで90%越えのヒドイ状態だったが,今夜も同じような感じ.除湿機のタンクが満杯になって停まったので,目が醒めてしまったようだ.
もうかなり前から鮭というと,もっぱら紅鮭(高いときはアラ)を買う.何たって近年普通の鮭は旨みが少なく,スーパーで大量に流通している銀鮭は,やたら脂っこいだけだ.この鮭として売られている魚が果たして「鮭」なのか大いに疑問があって,養殖物となると「鱒」なんじゃないかと常々思っている.
この前紅鮭を粕漬けにしてみたけど,元々味があるので不味くなるはずもない.そこで久々にチリ産銀鮭(当然養殖)を漬けてみようと思いたって買ってきた.胴切り4枚398円で,量的には紅鮭の値段に比べれば軽く倍以上のボリュームがあって,確かにお得感はある.
水分を抜くために,鱗だけ落として改めて冷凍庫に放りこみ,丁度腹も空いていたので一枚だけ焼いて味をみることにした.やはり脂が凄くてそれが焦げ付く.焼いても身細りしないのが良いという意見もあるようだが,こんなに脂っこいだけの魚はどうもいただけない.バター焼きなんて言うけどこれ以上脂っこくしたら気持ち悪くなりそうだ.
考えればそれこそ油代わりかカサ増し具材として,何か料理に使えるかも知れないが,味の引き立て役にはならない.あとは蒸してもっと脂を落すかだ.
などと思いつつちょいと調べると
尚、銀鮭はカリフォルニア州からアジア側の沿海州とサハリンまで分布していますが、国内で出回っているものは殆んどがチリ産などの養殖物です。
但し、地方によっては銀毛の鮭(シロサケ)を銀鮭と呼ぶ場合もあります。
養殖された銀鮭は、脂肪分、身の色等を与える餌や薬によって希望通りの鮭を作ることが出来、国内では価格も安くその切身等はいたるところで販売されておりますが、当社では取り扱いしておりません。
また、シロサケは取獲れる時期によって価格・名称が変わります。
秋頃 秋鮭・あきあじ 価格 低め
初夏 時鮭・時しらず 価格 高い
鮭児(ケイジ) 価格超高い
紅鮭は、時鮭と同等クラス。
鮭に限らず養殖魚はどんだけクスリ食わしてるか分ったものぢゃないけど,銀鮭は脂も食わせてるんだ.世間では脂志向が強まってるらしいけど,勘弁してほしい.まさかとは思うけど牛脂なんか与えてたら最悪だ.