ろくな TV 番組もないし暇ゆえ,DVD を見た.小林旭の映画なんて初かも.これ何に食いついたかと言えば,何しろ「ブラックタイツ団」なる女忍者集団みたいなのんが出てくるのはさておき,ハタチそこそこの松原智恵子が見れるってのが最大の売りだ.冒頭の戦場シーンで,流石日活だけに爆薬?の量は多めだが,使っているものが普通の花火っぽいのが当時を偲ばせる.
旭ファンには申し訳ないと思うが,攻めてる時のアクション(アドリブの場合なのか?)はどうもいただけない.内容は香港映画みたいなパターンで,どこが「俺にさわると...」なのかよく分からないんだけど,007テイストもあって,左卜全がQみたいな存在で妖しげな武器を押し付ける役で登場する.監督がかの長谷部なんでもう少し期待できるかと思ったけど,タイツ団のメンバーも日活にしては期待した露出(くの一シリーズみたいな)も一切ないまま,次々適当に死んでいくし,登場する忍法も半端なんで,ちょっとがっかり.
ただストーリーの核心に沖縄が絡んでいたのが分かると,はっとしちゃって何か因縁を感じずにはいられなかった.それにしても松原智恵子さん,この当時の5年あまりで出演60作ってのは凄い.
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2005/02/21
- メディア: DVD
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